【コレド室町テラス】日本初上陸の雑貨店、気になるレストランやカフェ情報も!日本橋の話題スポット

目次

コレド室町テラスとは

2019年9月にグランドオープンしたコレド室町テラス(COREDO室町テラス)は、「コレド室町」の新しい商業施設として、“「価値ある時間」を、過ごす場所。”をコンセプトに掲げています。『歴史と伝統を持つ日本橋で、「価値ある時間」を過ごしてもらいたい』という想いで建てられました。

コレド室町テラスが入る「日本橋室町三井タワー」は、地上26階、地下3階建ての複合ビルで、地上5~25階にはオフィス、3階には最大約420人を収容できるホールと3つのカンファレンスが入居。「室町三井ホール&カンファレンス」は、ビジネスからエンターテインメントまで多様な目的に対応しています。

「コレド室町テラス」は日本橋室町三井タワーの地下1階~地上2階にあたり、国内外のグルメやこだわりの雑貨、ライフスタイルグッズなどを提供する46店舗が出店。世界中にファンも多い日本文化と、外国の文化の発信地としての役割も果たします。

また、「日本橋三井タワー」をデザインした「ペリ クラーク ペリ アーキテクツ」が、コレド室町テラスを含む「日本橋室町三井タワー」のデザインを担当したことでも注目を集めました。都会の中心にありながら窮屈さを感じさせない空間と、伝統と革新、調和と多様性を感じさせる日本橋の街並みの組み合わせが多くの人を虜にしています。

地下1階~地上2階の3フロア構成となっており、地下2階は駅直結のため雨の日でも心配ありません。

ショッピングをメインに楽しめる地上2階には、「くらしと読書のカルチャー・ワンダーランド」をコンセプトに掲げ、台湾で人気のセレクトショップ「誠品生活」の日本1号店がメインテナントとして入り話題を呼びました。

地上1階には約1,500平方メートルもの開放的な屋外広場が設けられ、大きな屋根がついているので、多少の雨でも屋外でゆったりと過ごせるのが魅力です。

さらに、地下1階にはライブ感が満載の多種多様な飲食店が集結。カフェや居酒屋、屋台、中華、カスタムサラダ専門店など、日本橋で働く人々はもちろんファミリーやカップルも気軽に入れるショップが揃います。

食とモノにこだわり、江戸・日本橋らしい”粋の文化”を届けるコレド室町。「コレド」という名前には「CORE(中心・核)+EDO(江戸)」つまり「江戸の中心」という意味が込められ、日本橋を挟んだ場所にある「コレド日本橋」とともに江戸の伝統を伝えていきます。

コレド室町はそれぞれ1、2、3と今回ご紹介するテラス、福徳の森の5つのエリアに分けられているのが特徴です。1、2、3、テラスでは、それぞれ飲食店や雑貨店を中心とした店舗が営業しており、上層階にはオフィスやマンションが入居。また、福徳の森は宝くじ祈願にご利益があるとされている福徳神社に隣り合う形で位置する広場で、都会の喧噪に疲れた心を癒す空間として活用されています。

見どころ

台湾カルチャーを感じられるショップ

2階にある「meta mate 誠品生活日本橋店」は、『Books, and Everything in Between. (本とくらしの間に)』をコンセプトとする台湾の注目セレクトショップです。台湾・中国・香港など東アジアを中心に展開し磨き抜かれた独自の感性が、日本橋の歴史や人々の暮らしの中で受け継がれてきた文化と融合しました。

店舗の設計を手がけたのは台湾を代表する建築家の姚仁喜(クリス・ヤオ)氏で、店内を歩いているだけでも楽しい美しい空間となっています。日本らしい鳥居をモチーフにした通路には、興味そそられるユニークな商品がちらほら。

誠品生活は、“世界で最もクールな百貨店14(2016年米国CNN)”や“アジアで最も優れた書店(2004年「TIME」誌アジア版)”にも選出された、おしゃれや流行に興味がある人であれば一度は訪れておきたいショップでしょう。

「誠品書店」という書籍ゾーンでは、日本語の書籍を中心に誠品生活の目利きで厳選された幅広いジャンルの本や、スタイリッシュな文具が販売されています。

また、多彩なワークショップや体験が用意されている点も見どころ。「日本橋玻璃工房」では本格的な釜で吹きガラス体験、「注染手ぬぐいにじゆら」では染め物作り体験などができます。さらに、「meta mate」や「L&Co.」でのアクセサリー作り体験など、今までに経験したことのない貴重なひとときを過ごせます。

日台の新進気鋭ブランドによるハイセンスなデザインアイテムが揃った「誠品生活 expo」、日本中のファクトリーブランドを集めたセレクトショップ「工場十貨店」など、日本の素敵なモノに出会えるショップも。「工場十貨店」では体験型ワークショップが行われるので、時間が合う人は参加してみてはいかがでしょうか。

また、「HAPPY LEMON」など日本ですでに高い支持を集めるグルメショップのほかに、誠品生活内にはショッピングで一息つくのに利用したい台湾グルメショップも営業中です。

シャンパンやワインなど少し大人なお酒に合う台湾料理のお店「富錦樹台菜香檳 (フージンツリー)」や、台湾の伝統的なウーロンが提供されるティーサロン「王德傳 (ワンダーチュアン)」は、ヘルシーで奥深い味わいが日本人の好みにマッチします。

お土産やギフトにぴったりな台湾グルメであれば、「郭元益(グォユェンイー)」がぴったり。清の時代から続く中華菓子を取り扱う1867年に台湾で創業したブランドで、本場台湾では慶事の縁起菓子として名高いショップです。

そのほか、台湾旅行のお土産として人気のパイナップルケーキなど、味はもちろんモダンなデザインパッケージのセンス抜群なギフトが手に入ります。

多様なジャンルのレストラン

コレド室町テラスでは、多様なジャンルのレストランが営業しています。たとえば1階広場ゾーンにある「Gino Sorbillo Artista Pizza Napoletana(ジーノ・ソルビッロ・アーティスタ・ピッツァ・ナポリターナ)」は、イタリアで高い評価を受けるナポリの老舗ピッツェリア。

創業80年以上にわたる長い歴史を持ち、イタリアのグルメガイドの決定版「ガンベロロッソ」で最高評価を獲得しています。本場ナポリのピッツァを日本でも堪能できる、贅沢なレストランだと言えるでしょう。

とにかくピッツァのサイズが大きいので、2人でシェアして食べるのがおすすめ。高温で短時間のうちに焼き上げるため、生地がやわらかいまま味わえるのが魅力です。

地下1階では、カスタムサラダ専門店の「CRISP SALAD WORKS」や本場香港スタイルの飲茶を楽しめる「真不同 飲茶倶楽部」などが営業しています。

福岡で評判のCOMATSUグループが手がける屋台型の居酒屋「博多ニューコマツ」では、博多名物料理や焼酎など九州の食材やお酒にこだわった料理を提供。昼夜問わず楽しめるので、ランチやディナーなど時間帯に合わせてお好みのお店を選ぶのが良いでしょう。

また、目の前で大胆にお好み焼きを焼き上げるパフォーマンスが注目の「鉄板焼・お好焼 maido OSAKAきっちん。」もあり、ライブ感が感じられるお店が多いのが特徴です。値段も比較的リーズナブルで、普段使いしやすいフロアだと言えるかもしれません。

そのほか、お値段以上のグルメを堪能したい人にぴったりな居酒屋が「大金星」です。日本を代表するレストランプロデューサー・中村悌二氏の監修によるお店で、『夜鳴き焼きそば』は屋台のような鉄板で焼き上げられる親しみやすさがポイント。ビールによく合う大衆居酒屋の定番料理も注文でき、疲れた仕事終わりにほっと一息つきたい時に足を運びたくなります。

1階のパサージュゾーンでは、行列になることも珍しくないとんかつ専門店「あげづき」が営業しています。さらに、焼鳥・親子丼に日本酒やワインを合わせた「やきとり お㐂樂(おきらく)」など、日本の懐かしい雰囲気を感じられるレストランも少なくありません。

カウンターでさっと味わえるフレンチビストロ「one hand」は、選りすぐりの食材や、食材の魅力を際立たせる調理方法で作られたフレンチ料理を片手で味わえるビストロです。『牡蠣入レ時』などの人気店を展開する『FOOD ARCHITECT LAB』が運営しています。

料理の見た目にもこだわりがあり写真映えする可愛らしさから、女性会などのにもぴったりでしょう。

長居したくなる雰囲気抜群のカフェ

白い恋人で有名な『ISHIYA』が運営する「ISHIYA NIHONBASHI」では、札幌の食文化である「締めパフェ」を体験したり、ふわふわのパンケーキを味わったりできます。チーズやワインなど北海道らしいフレーバーのクッキー「サク ラング・ド・シャ」は、大切な人へのプレゼントやお土産にも最適でしょう。

純米大吟醸「上川大雪」をかけて、綿菓子を溶かしながら味わう「パフェ日本酒」などの少し大人向けのメニューも味わえます。別添えの抹茶プリンと黒みつを混ぜながら、味の変化を楽しんでみてはいかがでしょうか。

コーヒーのお店には、シアトルで生まれ日本でもファンが多い「スターバックス」が。お茶のお店には、中国や台湾などの東アジアを中心に世界中で展開する台湾茶ドリンク専門店「HAPPY LEMON」や、台湾ウーロンの世界を楽しめるティーサロンの「王德傳(ワンダーチュアン)」などがあります。

「王德傳」では厳選された茶葉で作られた台湾ウーロン茶を茶師がいれており、産地特有の風味を存分に堪能できたり、台湾茶の魅力に触れられるワークショップに参加できたりします。

ハイセンスなギフトが手に入るショップ

1階の中央通りゾーンには、素材にこだわり高品質な商品を販売するお店が集結。「能作」では、富山県高岡で400年にわたり伝承される鋳造技術を用いた錫・真鍮・青銅のインテリア製品を販売しており、お土産に喜ばれる雑貨の調達が可能です。

さらに良質な革素材と日本の職人によるきめ細かな技が光る鞄・革小物ショップ「TSUCHIYA KABAN」や、こけし削りなど伝統文化の体験イベントも開催されるセレクトショップ「日本百貨店 にほんばし總本店」などもあり、ものづくり大国日本の技術に触れられます。

そのほか、ライフスタイルショップの「85[ハチゴウ]」では、味噌やピクルスなどの発酵食品のほか、牛本革の小物、オーガニックソープなど、幅広いジャンルの商品が並び、見ているだけでも楽しいです。TIME OUTによる『Love Tokyo Awards 2017』ショップ部門のグランプリを受賞した、品揃えや品質の信頼度が高い実力派ショップだと言えるでしょう。

中央通り沿い広場ゾーンの路面店の一つに、「green bean to bar CHOCOLATE」があります。中目黒で評判のビーントゥーバー・チョコレートショップで、カカオ豆からチョコレートになるまでの流れをすべて手作業で製造しているのが特徴。見た目にも華やかな和紙で包まているため、プレゼントとしても最適です。

店内のイートインでケーキを味わえるほか、大人が集まる日本橋らしい日本酒やワインとチョコレートのペアリングなどの体験もできます。

開放的な憩いの場・大屋根広場

約1,500平方メートルにもおよぶ広さを持ち、コレド室町テラスの表玄関でもある大屋根広場。広場周囲には豊かな緑が植えられ、日頃の緊張感をほぐす癒やしの空間となっています。広場ゾーンのレストランとの一体感を意識して造られているので、ゆっくりと過ごしたくなる居心地の良さが抜群です。

災害時には大屋根広場が災害関連情報提供ステーションになり、食糧の配給や帰宅困難者への対応に使われるので万が一のときでも心配ありません。

大屋根広場とつながる1階は、広場ゾーン、中央通りゾーン、江戸通りゾーン、パサージュゾーンと、下記の通り4つのゾーンに分けられています。

広場ゾーン

広場ゾーンは、大屋根広場と一体化する形で設けられた開放的なエリア。ライブ演奏で大人な空気に浸れるクラフトビール醸造所併設のブリュワリーレストラン「CRAFTROCK BREWPUB & LIVE」、ナポリの本格的なピッツァを味わえるレストラン「Gino Sorbillo Artista Pizza Napoletana(ジーノ・ソルビッロ・アーティスタ・ピッツァ・ナポリターナ)」などが集まります。

テラスに近い席を利用すれば、都心とは思えないリラックスした空気のなか気分転換をできるでしょう。「ISHIYA NIHONBASHI」や「green bean to bar CHOCOLATE」など、スイーツが有名なカフェで食後のデザートを味わうのもおすすめです。

中央通りゾーン

中央通りゾーンは、お土産にぴったりなショップが集まるショッピング向きのエリアです。福岡の名物『だしいなり』を取り扱う「だしいなり海木」や、熊本県南阿蘇で生まれたハーブティー専門店「南阿蘇TEA HOUSE」など、全国各地のグルメを販売するショップもあります。

また、「日本百貨店 にほんばし總本店」は、“ニッポンのモノヅクリとスグレモノ”をテーマに掲げるセレクトショップ。江戸らしさが感じられ、店内を歩いているだけでも風情を感じられます。

そのほか、鞄・革小物を取り扱う「TSUCHIYA KABAN」、錫や真鍮、青銅のインテリア製品が並ぶ「能作」など、日本の伝統文化が感じられるショップに注目です。

江戸通りゾーン

江戸通りゾーンに並ぶのは、ランチはうどんや鍋焼き御膳、ディナーには気軽に楽しめるすき焼きなど、気分に合わせてお好みのグルメを堪能できる和食店「いい乃じ」があります。屋台カウンターでカジュアルに食事を楽しんだり、プライベート感のあるテーブル席で会食したりなど、用途に合った席を選べるのがうれしいポイントです。

また、全国から厳選したブランド牛とハイグレードなワインを味わえる「東京焼肉 一頭や」は、ワンランク上の焼き肉を楽しみたい人におすすめ。個室も複数あるので、大切な人との特別な食事にもぴったりです。

パサージュゾーン

人々が行き交い、夜まで賑やかなパサージュゾーン。行列必至のとんかつ専門店「あげづき」、フレンチやイタリアンの手法を取り入れた焼き鳥や親子丼に日本酒やワインを合わせた「やきとり お㐂樂」があります。

施設情報

コレド室町テラス

【営業時間】

  • ショップ:10:00〜21:00
  • レストラン:11:00〜23:00
    ※一部店舗は異なる

【住所】東京都中央区日本橋室町3-2-1
【問い合わせ先】】公式ホームページはこちら

アクセス情報

バスで行く場合

  • メトロリンク日本橋(無料巡回バス)東京駅八重洲口~地下鉄日本橋駅、日本橋南詰~東京駅八重洲口「日本橋室町一丁目」または「三井記念美術館」下車徒歩約1分

電車で行く場合

  • 東京メトロ銀座線・半蔵門線「三越前駅」A8番出口から地下直結
  • JR総武線快速「新日本橋」駅直結

よくある質問Q&A

駐車場はありますか?

下記の駐車場を利用可能です。

  • コレド室町テラス駐車場
    【営業時間】6:00〜26:00
    【料金】250円(税込)/30分
    【駐車台数】約330台
  • コレド室町駐車場
    【営業時間】6:00〜26:00
    【料金】250円(税込)/30分
    【駐車台数】約290台
  • 福徳の森駐車場
    【営業時間】6:00〜26:00
    【料金】250円(税込)/30分
    【駐車台数】約27台
  • コレド日本橋駐車場
    【営業時間】6:00〜24:00 (入庫は23:00まで)
    【料金】250円(税込)/30分
    【駐車台数】約30台
  • 三越パーキングビル駐車場
    【営業時間】9:30〜三越閉店時間15分後まで
    【料金】250円(税込)/30分
    【駐車台数】200台・120台(自走式・機械式)

コレド室町テラスとコレド室町1、2、3、コレド室町タワーダイニング、および福徳の森の店舗を利用すると駐車場の割引サービスを受けることが可能です。合算3,000円以上で1時間無料、合算6,000円以上で最大2時間無料となっています。

他の「コレド室町」施設へ、雨の日も濡れずに向かえますか?

可能です。地下の道を通ることで、雨の日も濡れることはありません。地下の出口を出てから、コレド室町1・コレド室町2へは「A6番出口」、コレド室町3へは「A4番出口」と書かれた方向へ進みます。他の「コレド室町」施設からコレド室町テラスへ向かう際には、「A8番出口」と書かれた方向へと進めば、雨の日も濡れずに済みます。

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