HANA・BIYORI(ハナビヨリ)とは?
2020年3月にオープンした、新感覚のエンターテインメント型植物園の「HANA・BIYORI(ハナビヨリ)」。植物園でありながら、カワウソとのふれあい、アクアリウム、ワークショップなど、ワクワクできるコンテンツが盛りだくさんのスポットです。
「花」と「デジタル」を融合させた、マルチエンディング型のプロジェクションマッピングが常設となるのは日本初です。また、癒やしのカフェ空間を提供するスターバックスが植物園に併設されるのも、日本初の試みとなります。
ハナビヨリは、温室「HANA・BIYORI館」と、屋外にあるいくつかの庭園を中心として、構成されています。
温室「HANA・BIYORI館」は、時期を問わず、毎日満開の花々を楽しめます。300鉢を超えるフラワーシャンデリア(吊り花)、長さ20m・高さ2mを超える壁面花壇、そして床面を飾る花々が、訪れた人を360度彩ってくれます。
「彩り小路」の「四季の庭」と「セコイアの庭」では、季節ごとに咲く17,000本の花を散策しながら楽しむことができます。さらに、園内には130種1,200本を超える木々も植えられており、四季を通して豊かな自然を感じられます。
また、園内には「聖なる森」と呼ばれる日本庭園もあります。ここは、国の重要文化財に指定されている「妙見菩薩像(みょうけんぼさつぞう)」と「聖観世音菩薩像(しょうかんぜおんぼさつぞう)」が安置されている、価値の高い庭園です。
そのほか、お釈迦様の仏舎利(お骨)と聖髪(髪の毛)が安置されている「釈迦如来殿(しゃかにょらいでん)」や、京都御所からの移築とされる聖門(ひじりもん)など、さまざまな文化財を見ることができます。花だけでなく、日本の歴史を合わせて堪能できるのがHANA・BIYORIの魅力の一つです。
動画
見どころ
365日楽しめる!
園内の中心に位置する、面積約1,500平方mの温室「HANA・BIYORI館」では、毎日満開の花々が迎えてくれます。
「HANA・BIYORI館」の目玉となるのが、300鉢を超える日本最大級のフラワーシャンデリアです。ベゴニアをはじめ、フクシア、ペチュニア、ゼラニウム、サクソルム、 インパチェンス、カンパニュラなどの色とりどりの花々が、館内を鮮やかに彩ります。
「HANA・BIYORI館」では床面だけでなく、長さ20m・高さ2mを超す大きな壁面花壇も飾られています。
そして「HANA・BIYORI館」の中心には、シンボルツリー「パラボラッチョ」が植えられています。中南米に多く原生し、樹齢推定400年を超える大樹です。
屋外での見どころとなるのが「四季の庭」と「セコイアの庭」です。四季の庭では、季節ごとの花が約15,000本植えられており、花に囲まれながら散策を楽しむことができます。
「セコイアの庭」には、背の高いセンペルセコイアの木があります。セコイアの足元に広がるガーデンは、ゆったりとした時間を楽しみたいときに最適です。また、春には温室「HANA・BIYORI館」を囲うようにして約100本の桜が花開きます。
必見!「マルチエンディング」型アートショー
ハナビヨリでは1日に数回、無料のプロジェクションマッピングのショーが行われます。様々な演出技術が融合する「イマーシブ(没入型)空間の創造」をテーマとし、観客参加型で楽しむことができるコンテンツです。
感情分析によるマルチエンディングとなっており、エンディングが2つあります。最新のシステムでデータ化された観客の感情がエンディングに反映される仕様です。
高輝度プロジェクター20台によるプロジェクションマッピング、合計18台の14.2チャンネルスピーカーによるイマーシブオーディオ(立体音響)という圧倒的な最新技術は必見です。
シンボルツリーや吊り花などの植物にも投影される美しい映像とリアルな音は、一瞬にしてイマーシブ空間へと人々を引き込みます。
プロジェクションマッピングは平日6回、土日祝日8回行われます。季節によって開催時間は変動するので、詳しくはHANA・BIYORI公式サイトをご確認ください。
コツメカワウソに会える
ハナビヨリには、可愛らしいしぐさが大人気のコツメカワウソがいます。展示スペースでは、スロープや水の中の洞窟で遊ぶコツメカワウソを間近で見ることができます。
さらに、1日数回、コツメカワウソとより近い距離で会うことができるイベントが開催されます。
※コロナウイルス感染拡大防止の為、実施していない場合があります。
「アクアリウム×花」のパノラマ水槽
ハナビヨリの館内では、今までの植物園にない新しいコンテンツとして、アクアリウムと花のコラボレーションを楽しむことができます。
外洋からサンゴ礁に駆け上がる海底丘陵を再現した、長さ8mの海水水槽には、沖縄の海を彩る華やかな海水魚が泳いでいます。また、その隣の長さ3mの水槽では、地殻変動により隆起した岩組みを表現した、緑鮮やかな水草が拡がっています。
カクレクマノミ、チョウチョウウオ、キンギョハナダイなど約50種1,200匹の魚たちを鑑賞することができます。また、館内のスターバックスでは、アクアリウムを鑑賞しながらドリンクやフードを楽しめる席も用意されています。
ここでしか手に入らない限定グッズ
ハナビヨリ限定のお菓子
ハナビヨリ館内にあるグッズショップ「おみやげびより」では、愛らしいオリジナルグッズが販売されています。
華やかなデザインが魅力のお菓子には「HANA・BIYORI紅白まんじゅう」や「花図鑑ラングドシャ」などがあります。箱入り、個包装のものが多いので、お土産やプレゼントに最適です。
変身カワウソクッション
また、ハナビヨリで愛されているコツメカワウソがモチーフのグッズもあります。「変身カワウソクッション」は、スクエア型のクッションからコツメカワウソに姿を変えるオリジナルのぬいぐるみです。
その他、ポストカードなどの世界のボタニカル・グッズ・セレクションも要チェックです。
カフェでの非日常空間
館内には、日本の植物園で初となるスターバックスがオープンしています。本物の植栽で表現されたサイネージ(看板)が目をひきます。
店舗のデザインコンセプトは「New life style with coffee」。太陽の光が降り注ぐ中、花と緑に囲まれた空間で非日常の体験が魅力のボタニカルカフェとなっています。
飲食スペースのデザイン・監修はフラワーショップやカフェのデザインを手掛ける「parkERs(パーカーズ)」によるものです。「水のある場所は、人が集まる場所になる」をコンセプトに、アクアリウムと植栽の融合による癒やしの空間を提供しています。
スタッフ訪問レビュー
2020/3/23
2020年3月23日(月)にオープンしたHANA・BIYORI(ハナビヨリ)に行ってきました!季節を感じられる満開の花々と、可愛らしいカワウソたちに会える、新感覚のエンターテインメント植物園です💐館内のスターバックスにも注目が集まっています👀
施設基本情報
HANA・BIYORI(ハナビヨリ)
【営業時間】10:30〜20:00 ※時期により変動
【入園料】大人(中学生以上):1,200円、シニア(65歳以上):1,000円、小人(3歳〜小学生):600円
【住所】東京都稲城市矢野口4015-1
【問い合わせ先】公式サイトはこちら
アクセス情報
電車で行く場合
- 京王線「京王よみうりランド駅」より無料シャトルバスあり(28人乗り)15分間隔、もしくは徒歩約10分
※「よみうりV通り」または「巨人への道(階段)」を利用
車で行く場合
- 新宿方面から
首都高速4号線 中央高速 稲城I.C.直結 稲城大橋より約2km - 八王子方面から
中央高速 府中スマートI.C.下りて稲城大橋より約2km、または調布I.C.より約5km
※お帰りはETC搭載車のみ府中スマートI.C.を利用できます。 - 渋谷方面から
首都高速3号線 東名高速 川崎I.C.下りて約8km - 厚木方面から
東名高速 川崎I.C.下りて約8km
よくある質問
- よみうりランド園内に入る必要はありますか?
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いいえ、入り口は別にあるので、よみうりランドの入園は必要ありません。
- 休園日はありますか?
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休園日は不定期です。詳しくはHANA・BIYORI公式サイトをご確認ください。
- 駐車場はありますか?
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はい、あります。
普通車の場合、利用料金は30分300円・当日最大1,500円です。HANA・BIYORIの利用者は2時間無料となります。二輪車は無料で駐輪場を使用することができます。