韓国の屋台は、必ず押さえておきたいグルメスポットのひとつ。最近の韓国は物価が上昇していますが、屋台グルメはまだまだ手頃な値段のお店が多く、安くておいしいローカルグルメを堪能できます。
見た目だけではどんな食べ物なのか想像がつかないものもたくさんあるので、今回は韓国旅行で食べておきたい屋台グルメを7つご紹介します!屋台が楽しめる場所もあわせてお伝えするので、ぜひ参考にしてみてください。
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①韓国式おでん
釜山発祥と言われているおでん。日本のおでんとは違い、「オムク」と呼ばれる練り物を長い串に刺して、昆布や魚介のあっさりしたスープで煮込んでいます。
熱々のおでんとともに、最後はスープまで飲み干せば、寒い冬でも体の芯から温まります。1本から購入できるのでの食べ歩きにもぴったりです。
ローカル店では自分で必要な分だけ串をとり、紙コップにスープを注いでいただくのが基本。最後は串の数でお会計をします。
②トッポギ
韓国屋台の定番メニューの一つが、日本人にもよく知られている「トッポギ」。野菜やおでんと一緒に甘辛い濃厚なソースで煮込んだ韓国餅です。
老若男女問わず愛される韓国グルメで、お店によってはなかに揚げ物やゆでたまごが入っていることも。コチジャンを効かせた辛さ強めのお店が多いです。
お皿やカップに入れてくれるところもあれば、串に刺さして販売しているお店もあります。
ちなみに、ソーセージとトッポッキに入っている韓国餅を交互にはさんだ「ソトクソトク」も韓国屋台やサービスエリアの定番グルメです。
③ケランパン
韓国ドラマにもよく登場するケランパン。「ケラン」は韓国語で「たまご」という意味です。小麦粉でつくられた生地のうえにたまごを割り入れて焼き上げています。
屋台でのみ売られているグルメで、地元の人は間食としておやつがわりに食べるのだとか。最近はチーズやピーマン、ケチャップをかけたものもあります。
④スンデ
スンデは韓国グルメ上級者におすすめしたい屋台グルメ。豚の血やもち米、タンミョン、野菜などを混ぜ合わせたものを豚の腸に詰めて蒸した料理です。
独特な風味と見た目が真っ黒なことから、観光客にとっては少しハードルが高いかも?でも韓国ではポピュラーな料理で、一度食べたら癖になる人が多いようです。
塩のみで食べる場合もありますが、くせが苦手な方はトッポッキの甘辛いタレと一緒に食べるのもおすすめです。
⑤ホットク
ホットクは韓国の屋台で人気の伝統的なおやつです。おやきのようなもちもちとした食感が特徴で、生地の中には黒糖やピーナッツの甘いソースが入っています。基本は甘いのですが、チャプチェなどの“おかず系”のホットクも増えているのだとか。
松やひまわりの種、ナッツがたっぷり入ったシアホットクは釜山発祥のスイーツ。
屋台がずらりと並ぶBIFF広場では、焼きたてのシアホットクを目掛けて毎日多くの地元民や観光客が訪れます。最近はソウルの屋台でもシアホットクを手軽に食べられるようになりました。
⑥クァベギ
「クァベギ」とは韓国語で直訳すると「ひねる」という意味で、ねじり揚げドーナツのことをさします。昔から愛され続ける韓国代表のおやつであり、韓国屋台の人気グルメのひとつ。市場や屋台に行けば必ず売られています。
もち米でつくられることが多いため、生地はしっとりモチモチ。上にかかったほんのり甘い砂糖とマッチして最高においしいんです……!
⑦デリマンジュー
デリマンジューは、小さなとうもろこしの形をしたカステラの中に、カスタードクリームがたっぷりはいったお菓子。日本のベビーカステラと同じです。
地下鉄駅構内のお店や屋台で売れられていることが多く、出勤前や退勤後に購入している人の姿もよく見かけます。
最近ではカスタード以外にもさまざまな味のものが登場しており、筆者が釜山で買ったものは中にさつまいもクリームが入っていました。一口でパクッと食べられるので、食べ歩きにもおすすめです。
韓国ソウル市内で屋台がある場所
ソウル市内で屋台が集まっている主な場所は、以下のとおりです。
・明洞
・東大門
・南大門(ナンデムン)市場
・望遠(マンウォン)市場
・広蔵(カンジャン)市場
このなかでも特に明洞は観光客向けのお店が多いため、少し値段が高いです。朝から夕方までに屋台を楽しむなら南大門市場。ローカルな雰囲気を楽しめる方なら、広蔵市場や望遠市場まで足を伸ばしてみるのが◎
あの韓国ドラマで見た光景で、ぜひ屋台グルメを味わってみてくたさい。