【海の中道海浜公園】1日遊びつくそう!季節の花々や動物、多彩なアクティビティが楽しめる充実のレジャースポット

目次

海の中道海浜公園とは?

海の中道海浜公園 フォトパネル
海の中道海浜公園 フォトパネル

国営公園「海の中道海浜公園」は、博多湾と玄界灘の2つの海に囲まれ、志賀島へと続くように伸びた「海の中道」にあります。東西約6キロメートル、敷地面積約300ヘクタールの広大な園内では、四季折々の花々が咲き自然を身近に感じ、動物園や水族館では動物たちとふれあいができ、夏季限定の屋外レジャープールなどもあり、都市部にあって様々なレジャーが楽しめます。

レジャーのほかにも、豊かな自然を生かした学びや体験ができる場ともなっています。「環境共生の森」は、地域のみなさんと公園とが共に森を育てているエリアで、今、そして未来の子どもたちに森づくりを受け継いでいく取り組みが行われています。植樹や収穫体験、生き物観察会などの自然体験プログラムも開催されています。

園内で採れた木の実を使って木工作体験ができる「森の家」といった施設もあります。子どもたちにとって貴重な経験となり、大人も改めて自然の大切さを実感できる機会が持てるのではないでしょうか。夏休みの自由研究などにもぴったりです。

見どころ

いろんな動物たちとふれあえる「動物の森」

動物の森 フラミンゴ
動物の森 フラミンゴ

海の中道海浜公園の西側に位置する「動物の森」は、「動物たちとふれあえる自然動物園」がテーマの開放的な動物園です。園内には檻がほとんどなく、家族や群れといった安心できる仲間たちと、のんびり過ごす動物たちの様子を間近に見ることができます。動物の森で見られるのは、カピバラ、カンガルー、フラミンゴ、プレーリードッグなど、約50種のかわいい動物たち。ボリビアリスザルは日本一の飼育頭数を誇っています。

こちらでは実際に動物たちとふれあうこともできます。モルモットを膝の上に乗せてぬくもりを体感したり、ヤギやヒツジ、水鳥にえさをあげて、動物たちをより間近に観察する体験を楽しみましょう。

仲間たちやカップルで楽しく過ごすのはもちろん、家族で訪れて子どもたちと一緒にのんびり過ごす動物たちを観察したり、ふれあったりすることで、命の大切さ、生きることの素晴らしさや美しさを学ぶ機会を持つのもおすすめです。

園内で見られる動物の紹介はこちら

動物の森 レストハウス
動物の森 レストハウス

動物園内を歩き回ったら「動物の森レストハウス」で、ほっと一息つきましょう。ソフトクリームは生乳たっぷりの定番のものから季節の味が楽しめるものも。ほかにも、うみなか限定ハニードーナツといったスイーツやコーヒーなどがおすすめです。動物たちの魅力いっぱいのオリジナルグッズも販売されているので、おみやげに選んで持ち帰るのもいいですね。

「マリンワールド海の中道」も合わせて楽しむ

マリンワールド海の中道
マリンワールド海の中道

隣接する水族館「マリンワールド海の中道」では、いろんな水のいきものたちと出会えます。とても広い海の中道海浜公園のほぼ中央部に位置しているので、合わせて訪れるのにおすすめのスポット。貝殻をモチーフとした形の白い建物が目印です。

館内の1階と2階を貫く「パノラマ大水槽」は、水深7メートル、水量1,400トンの巨大サイズで、黒潮が流れる九州南部の海のいきものたち、およそ80種2万匹以上が暮らしています。中でも雄大に泳ぐ大型のサメ「シロワニ」は迫力満点で、水族館の目玉の1つとなっています。

イルカ・アシカショーも見逃せません。ショープールは博多湾をバックに、見晴らしも抜群。イルカたちのジャンプが圧巻です。観覧席の目の前にはアシカステージもあって、より近くでパフォーマンスが見られます。営業時間、ショーの開催時間は季節や曜日によって変わります。また、ショーの時間・内容は予告なく変更される場合もありますので、詳細をホームページにて事前に確認してから訪れることをおすすめします。

マリンワールド海の中道 公式ホームページはこちら

みんなで体を動かして汗をかこう

子どもたちも大はしゃぎの無料遊具

スカイドルフィン
スカイドルフィン

公園内には様々な遊具も設置されています。有料のものもありますが、無料で利用できる遊具もたくさんあって、子どもたちが伸び伸びと遊びまわることができます。

芝生が広がり開放的な「大芝生広場」には、最も大きな無料遊具で広場のシンボル的存在「スカイドルフィン」があります。飛び跳ねるイルカをイメージしていて、ドルフィンタワーを中心に、ロープつりばし、ジェットローラースライダー、バランスわたりなどが楽しめる複合遊具となっています。ユニバーサルデザインを採用していて、車椅子の方も一緒に遊ぶことができます。

くじらぐも"ふわんポリン"
くじらぐも”ふわんポリン”

面白い遊具がたくさんある「子供の広場」の中でも、特に目を引くのは真っ白な「くじらぐも”ふわんポリン”」です。空気で膨らませた巨大なトランポリンで、大小2基あります。ここにも体力に合わせて快適に遊ぶことができるユニバーサルデザインが採用されていて、小さいふわんポリンは山の高さが1.7メートルで、3〜6歳の小さいお子さんや体が不自由な方でも利用できます。

噴水
噴水

「遊べる噴水」は、いつ飛び出すかわからない水しぶきに子どもたちも大はしゃぎで楽しめる噴水です。春から秋の期間限定となっています。水着や着替え、タオルを準備してお出かけください。

丘の上の「子供のとりで」からは、博多湾の景色を望むことができます。とりでから伸びる3つのローラーすべり台は迫力満点です。オオタコのすべり台、ウツボのトンネルをはじめ、サンゴ、フジツボなど海のいきものの形をした遊具もあります。砂浜をイメージさせる広い砂場は、子どもたちにも大人気です。

アスレチックが楽しめるエリアも。「冒険の池」の一角にある「水辺のトリム」では、水上アスレチックに挑戦です。丸太渡り、イカダ橋、うんていなど、木や縄を使った21種類のアスレチックを水の中に落ちないよう悪戦苦闘しながら進みましょう。木々に囲まれ自然の中で楽しめる「森のトラム」でも、木や縄を使ったアスレチックが楽しめます。

開放的にスポーツを楽しむ

大芝生広場
大芝生広場

福岡PayPayドーム約3.5個分、24ヘクタールもの広さをもつ「大芝生広場」では、ゆっくりレジャーシートを広げてのピクニックはもちろん、家族や仲間たちと一緒に気兼ねなくスポーツを楽しむこともできます。大芝生広場を会場に、マラソン大会や各種スポーツ大会などのスポーツイベントを開催することも可能です(イベントの開催には申請が必要ですので、詳細はこちらにてご確認ください)。

ディスクゴルフ
ディスクゴルフ

大芝生広場にはパターゴルフやディスクゴルフが楽しめる、ローンプレイフィールドも設けられています。ディスクゴルフは、フライングディスクを投げ、専用のバスケットに何投で入れられるかを競うゲームです。あまり馴染みが無いかもしれませんが、何人かでわいわいチャレンジするのにもぴったりなスポーツです。

公園内には広い敷地面積を生かした「花と緑のコース(1km)」、「海のコース(5km)」という2つのランニングコースもあります。周りの景色を楽しみ、海風を感じながら、爽快にランニングを楽しんでください。

プチ遊園地「ワンダーワールド」で遊び倒す

子どもたちが楽しめる遊び場がたくさんある海の中道海浜公園。中でも、さまざまな有料アトラクションが集まる小さな遊園地「ワンダーワールド」は外せません。

ゴーカートは、きれいに舗装されたオンロードと凸凹があるオフロードの2つのコースから選んで走ることができます。F1 バッテリーカーは幼児向けのゴーカートで、5歳以上のお子さんなら一人で運転できるアトラクションです。ミニSL機関車に乗ってのんびり景色を楽しむのもいいでしょう。

240平方メートルの広さを誇る迷路では、家族や仲間たちと協力しながらゴールを目指しましょう。迷路内にあるスタンプを5つゲットすれば、認定証がもらえます。

「サンシャインプール」で夏のレジャーを満喫

夏季限定でオープンする屋外レジャープール「サンシャインプール」は、ユニークなプールが人気です。「ドラゴンスライダー」では、高さ約14m・全長約100mのファイヤードラゴン、高さ約10m・全長約92mのチューブドラゴン、高さ約4.9m・全長約34mのリトルドラゴンといった3種類のスライダーを爽快に楽しんでください。西日本最大の「流水プール」では、浮き輪につかまって流れに身をまかせてみましょう。

「ウォータージャングル」には、ファンファーレとともに水が落ちてくるビッグバケツ、丸太やイカダなど、子どもたちの冒険心をくすぐる仕掛けやオブジェがたくさんです。ウォーターアトラクションエリアでは、水に浮かべたアクアロール(有料)に入って水上移動にチャレンジみてください。

更衣室やコインロッカー、シャワーも設置されています。売店では軽食や飲み物も販売されているので、プール遊びの合間の休憩やランチにご利用ください。

プール利用は入場チケットが必要となります。事前予約できるWEBチケットだとお得なので、予定が決まったらスマホで購入してのお出かけがおすすめです。詳細はホームページにてご確認ください。

サンシャインプール 公式ホームページはこちら

花に囲まれてピクニック

フラワーミュージアム
フラワーミュージアム

四季折々の花々が咲く美しい景色が楽しめるのも海の中道海浜公園の魅力です。家族や仲間たちでワイワイとアスレチックやレジャーを楽しむのはもちろん、季節の花々を愛でながら、写真撮影を楽しんだり、花に囲まれてのんびりとピクニックするのもおすすめ。

園内には大小さまざまな花スポットが8つ点在しています。どのスポットも見応えがありますが、中でも特に人気なのが「花の丘」と「フラワーミュージアム」です。

花の丘

大芝生広場にある「花の丘」は、12,000平方メートルもの広大な花畑です。春にはネモフィラが咲き誇ります。澄んだブルーの可憐な花と青空が重なる見事なグラデーションは写真映え間違いなしです。秋にはピンクや白のコスモスが花の丘一面に広がります。

フラワーミュージアム

フラワーミュージアム
フラワーミュージアム

「屋根のない花の美術館」がテーマの「フラワーミュージアム」は、花の丘とはまた違い、さまざまな種類の花が咲く空間です。10の異なるエリアで構成されていて、季節ごとに変わる花壇の表情が見られるほか、スタッフおすすめの品種を紹介する企画展示などもあり、見どころもたくさんです。

「花階段と光の城」は立体的な花壇がテーマ。高さが違う石積みも花壇に四季折々の草花が植えられています。このエリアにある高さ8メートルの塔「光の城」はフラワーミュージアムのシンボルで、写真撮影スポットとしても人気です。

「彩りの街並み」エリアでは、ハンギングバスケットやツル性植物が素敵に街並みを彩ります。赤レンガの壁を伝うつるバラが咲く5月のバラの季節は特に美しいので、ぜひ足を運んでみてください。

「果実と香りの広場」は、さまざまな果樹や香りのするハーブが集められたエリアです。レイズベッドという高さのある花壇が取り入れられていて、訪れた人が草花に近づいて香りが楽しめるようになっています。

施設情報

海の中道海浜公園

【営業時間】
3月1日 〜 10月31日9:30〜17:30
11月1日 〜2月末日 9:30〜17:00
※入園は、公園閉園時間の1時間前までです。
※繁忙日、イベント開催日等、開園時間を延長する場合があります。
※サンシャインプール営業期間中は、公園の開園時間は、9時~18時30分となります。
※プールは夏季のみの営業です。営業時間については、お問い合わせください。

【休業日】
年末年始(12月31日・1月1日)、2月の第1月曜日とその翌日
※自然災害(台風・大雨・地震・津波等)によりお客様の安全な利用確保できない場合は、臨時閉園することがあります。

【料金】
大人(15歳以上)450円/シルバー(65歳以上)210円/中学生以下 無料
年に4回無料入園日があります。また障がい者の方には常時割引を行なっています。
詳しくは、海の中道海浜公園HP開園時間・料金

【住所】福岡県福岡市東区大字西戸崎18-25

【TEL】092-603-1111

【駐車場】7つの駐車場があります。
普通車 530円/二輪車 270円/大型車 1,580円
※駐車場の入場時間は、閉園時間の1時間前まで
詳しくは、海の中道海浜公園HP 駐車場のご案内

【問い合わせ先】
海の中道管理センター
TEL:092−603−1111
FAX:092-603-1199
海の中道海浜公園 ホームページはこちら

アクセス情報

電車で行く場合

  • 福岡空港・博多駅から

JR香椎線「海の中道駅」もしくは「西戸崎駅」下車
【所要時間】30分前後

  • 天神から

JR香椎線「海の中道駅」もしくは「西戸崎駅」下車
【所要時間】60分前後

バスで行く場合

  • 天神から

天神郵便局前18Aのりば〜21または21B系統バスにて「マリンワールド中道」下車
【所要時間】35分前後

船で行く場合

  • 博多埠頭から

博多埠頭(ベイサイドプレイス)〜西戸崎渡船場(福岡市営渡船利用)
【所要時間】20分前後
博多埠頭ベイサイド〜海の中道渡船場(うみなかライン利用)
【所要時間】25分前後

  • シーサイドももちから

ももち(マリゾン)〜海の中道渡船場(うみなかライン利用)
【所要時間】25分前後

アクセス情報の詳細は、こちらにてご確認ください。
海の中道海浜公園HP アクセス

よくある質問

体に障がいがある方の利用への配慮や割引等はありますか?

身体障害者手帳及び療育手帳、精神障害者保健福祉手帳を提示された方は、入園料と普通車の駐車料金が無料となります。また、付添人1名は入園料が無料となります。貸自転車については、本人及び付添人1名の利用料金が半額になります。また、園内はユニバーサルデザインに取り組んでいて、車いすを利用される方などへの配慮もされています。

園内のユニバーサルデザインについて詳しくはこちら

園内にATMは設置されていますか?キャッシュレス決済はできますか?

園内にATMはありません。クレジットカードとQRコード決済は売店(Play Cafe、ソフトクリームショップ、アニマルミュージアムショップ)では利用できます。電子マネーは売店、駐車場、レンタサイクル施設、自動販売機で利用可能です。

キャッシュレス決済について詳しくはこちら

お弁当・飲食物の持ち込みはできますか?

はい、できます。ただし、食べた後のゴミなどは必ずご自身でお持ち帰りください。プールご利用の場合は、缶・ビン類・アルコール等の飲料の持ち込みは禁止となっています。

駐車場の利用可能時間は?

駐車場は公園開園時間の10分前より閉園1時間前まで入場可能です。退場時間は、原則公園閉園時間に准じます。ただし、イベント開催などによって、入場時間・退場時間が変わる場合がありますのでご注意ください。

自分の自転車を持ち込んで園内を走れますか?

はい、できます。走行は、サイクリングコースのみに限定されています。どの入り口からでも持ち込み可能ですが、西口から入場の場合はサイクリングコースに面していないので、コースまでは、自転車を押して徒歩での移動となります。変形自転車・原動機付き自転車または完全バッテリー駆動の自転車は、持込できませんのでご注意ください。

園内での釣りはできますか?

できません。公園内は動植物の採取が禁止されています。

荷物を預ける場所はありますか?

コインロッカーが、各入口(海の中道駅口・ワンダーワールド口・西サイクリング口・西口)、大芝生広場レストハウス、子供の広場管理棟にあります。利用料金は無料ですが、 施錠時に100円の投入が必要で、解錠すると返金されます。利用できる時間は、公園の開園時間に準じます。

キャリーケースなどコインロッカーに入らないサイズの荷物を預けたい場合は、スタッフにご確認ください。

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