【等々力渓谷の完全ガイド】自然を満喫!デートや散歩にぴったりの都会のオアシス

目次

等々力渓谷とは?

等々力渓谷は、多摩川に流れ込む谷沢川(やざわがわ)沿いに広がる渓谷です。東京都23区内の世田谷区の東急大井町線「等々力駅」のすぐそばにありながら、鳥のさえずりや渓流の音に癒されます。都会の喧騒を忘れさせてくれる自然豊かなスポットです。

渓谷内には全長1キロメートルほどの遊歩道があり散策が楽しめます。途中、古墳群や日本庭園、等々力不動尊といった見どころも点在し、散策の足休めに甘味処での休憩もできます。

季節ごとの景色の変化が楽しめるのも等々力渓谷の魅力です。2月から3月にかけては梅の花が咲き、4月には桜、初夏の5月には新緑に包まれます。渓谷がひときわ美しい景色を見せてくれるのが、11月ごろに見頃を迎える紅葉の時期です。渓流沿いの木々が鮮やかな赤や黄色に染まります。

見どころ

人気のフォトスポット「ゴルフ橋」

東急等々力駅から歩いて5分ほどで等々力渓谷入口です。看板があるので、そこから階段を下ります。高低差が10メートルほどあり、渓谷に近づくほどに深い緑におおわれ、ひんやりとした空気に包まれていきます。

渓谷に入るとすぐ目に入ってくるのが、赤い橋梁の「ゴルフ橋」。昭和の初めごろ、この橋を渡って渓谷の先にあった広大なゴルフ場に行っていたことから、そう呼ばれるようになりました。当初は木橋でしたが、1961(昭和36)年に現在のアーチ鋼橋に架けかえられたそうです。

真っ赤な橋は木々に囲まれ、夏の深緑はもちろん、秋の紅葉、どの季節に訪れても写真映えしてとても綺麗です。ゴルフ橋をくぐる時にもぜひ見上げてみてください。真下からの撮影も楽しみましょう。

古代の歴史を感じるスポットに立ち寄る

ゴルフ橋から渓谷を流れる谷沢(やざわ)川沿いには遊歩道が整備されています。川のせせらぎを聞きながら下流に向かって歩いていくと、左岸にある広場の近くにあるのが「等々力渓谷3号横穴(おうけつ)」です。

等々力渓谷の周辺には「野毛大塚古墳」をはじめとする野毛古墳群が点在しています。渓谷の左岸崖面からも古墳時代末期のの7〜8世紀ごろに造られたとされる横穴古墳が6基以上見つかっていて、1973(昭和48)年に発見された等々力渓谷3号横穴もその1つです。

中からは副葬品も多く見つかっていることから、周辺を治めていた有力者のお墓であると推定されています。東京都指定史跡として保存され、今も横穴入り口の石組の様子を見ることができます。

日本庭園で憩いの時間を過ごす

渓谷に沿って更に下流に歩いていくと右岸側にあるのが日本庭園です。立派な門をくぐると美しい竹林が。そして石畳の階段を上っていくと、池と水の流れが配された庭園が書院建物をぐるりと囲んでいます。

書院は中に入ることができます。等々力渓谷の歴史を学べるパネルなどを展示されているコーナーやお茶の無料サービスもあるので、庭を眺めながらゆったりとした時間を過ごせます。書院の奥には芝生が広がる公園も。日当たりも良いので、ピクニック気分で芝生の上に座ってお弁当を食べるのもいいですね。

パワースポット「等々力不動尊」でお詣り

日本庭園対岸、利剣の橋を渡ると右手には「不動の滝」が見えてきます。湧水の流れ落ちる小さな滝ですが、渓谷に流れ落ちる滝の音が「轟く」ことが、「等々力」という名前の由来となったという説もあるそうです。

険しい階段を上っていくと「等々力不動尊」が見えてきます。「滝轟山明王院(りゅうごうさんみょうおういん)」が正式名称の真言宗の霊場です。真言宗中興の祖と言われる興教大師(こうぎょうだいし)の夢に現れた御不動様のお告げによって開かれたと伝えられています。

本堂は江戸時代末期に建てられたという歴史あるものです。ご本尊の御不動様は大日如来の使者で、縁結びや学業成就のご利益も。おみくじを引いたり、様々な種類のお守りを授かってご利益を家に持ち帰ってもいいですね。お正月元旦は特に地元の人をはじめ多くの参拝客でにぎわいます。

等々力渓谷の中でも高い場所にある境内には木製の「見晴らし舞台」があります。渓谷からの爽やかな風を感じながら景色を見下ろせるスポットです。春には満開の桜、初夏には目にも眩しい深緑、そして秋には紅葉と、四季折々の美しい渓谷の景色を堪能できます。大きなイチョウの木もあり、葉が黄色く色づく秋には周りのモミジの赤とのコントラストが一層素晴らしいです。

渓谷内の甘味処でほっと一息

等々力渓谷には、甘味処もあります。甘味を味わって散策で疲れた足を休めながら甘味を味わって、ほっと一息入れてはいかがでしょう。

等々力不動尊に隣接する「甘味処・雪月花」は、入り口の可愛らしいウサギのマークが目印。書院造りのお店の外には鯉が泳いでいる池もあります。お座敷の落ち着いた雰囲気の店内からは渓流が眺められます。

落雁と一緒に味わう抹茶、あんみつ、土日祝日限定の葛餅といったメニューが定番です。また、春はところてん、夏にはかき氷や冷やし汁粉、冬には甘酒やおしるこなどの季節ごとのメニューもあって、季節ごとの甘味が楽しめます。

等々力不動尊の境内、本堂に向かう参道の右手にある「四季の花」では、ソフトクリームやコーヒー、ここでしか食べられない不動饅頭などが販売されています。お店の周りにはベンチも置かれています。周りの景色と共に甘味を楽しめる休憩スポットです。

等々力渓谷 施設情報

基本情報

【住所】東京都世田谷区等々力1-22、2-37~38

  • 日本庭園・書院
    【営業時間】9:00〜17:00(3月〜10月)・9:00〜16:30(11月〜2月)
    【休園日】12月29日 〜 1月3日
  • 雪月花
    【春夏の営業時間】
    平日 11:00〜16:30(ラストオーダー 16:00)
    土日祝 10:00〜16:30(ラストオーダー 16:00)
    【秋冬の営業時間】
    平日 11:00〜16:00(ラストオーダー 15:30)
    土日祝 10:30〜16:00(ラストオーダー 15:30)
    ※冬季営業(12月の第3月曜日〜3月中旬)は土日・祝日と節分の日のみ営業
    1月1日 元旦〜 1月7日は休まず営業
    【定休日】冬季の平日(上記のお正月期間、節分の日を除く)
  • 四季の花
    【営業時間】11:00〜16:00
    【定休日】無休
    ※天候により休業の場合あり

アクセス情報

【電車で行く場合】
東急大井町線「等々力駅」南口から徒歩約5分
【バスで行く場合】
等01系統 「等々力不動尊」下車 徒歩約1分

よくある質問

駐車場はありますか?

等々力不動尊に参詣者のための無料駐車場があります(利用時間8:00〜16:00)。ただし、収容台数が約30台ほどとなっています。こちらに停められない場合は、近隣のコインパーキングをご利用ください。

ベビーカーや車椅子での散策はできますか?

渓谷沿いの散策路は狭い箇所が多く、階段のアップダウンが激しい場所もあり、また、雨上がりだと道がぬかるんでいる場合もあります。ベビーカーや車椅子での散策は避けたほうが良いでしょう。

どの時期に訪れるのがおすすめですか?

どの季節であって等々力渓谷の自然の美しさを楽しむことができます。4月ごろの桜が咲く時期や、11月ごろの紅葉が見頃を迎える時期は、特におすすめです。

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