高尾山とは?
東京都八王子市の高尾山は、新宿から電車で1時間ほどの場所にある標高599メートルの山です。登山道のほかケーブルカーやリフトなども整備されていて、都心からちょっと足を運んで気軽に登山ができるのが魅力となっています。
山頂一帯は「明治の森高尾国定公園」にも指定され、四季折々の美しい自然が楽しめます。登山しながら自然に親しめることはもちろんですが、途中には歴史ある寺院があり、また、この場所ならではのグルメなど、様々な楽しみが待っています。「ミシュラン・グリーンガイド」で三つ星を獲得したことから、日本国内はもちろん、海外からも多くの人々が訪れる人気の観光スポットとなっています。
高尾山の歴史
高尾山の中腹には真言宗の寺院である「高尾山薬王院有喜寺(通称:高野山薬王院)」があります。奈良時代の744年に開山されました。薬王院を開山した行基は、奈良の東大寺大仏を建立した僧侶でもあります。のちに山岳信仰の神様である「飯縄大権現(いづなだいごんげん」が祀られたことから、高尾山そのものが霊山として、信仰の場となってきたという長い歴史があります。
更には、戦国時代の小田原北条氏、そして江戸時代は徳川家からの庇護を受け、また、明治以降も宮内省の御料林、そして国有林、更には国定公園指定となってきたという経緯もあります。鳥や草木の種類も豊かな自然林の中に古い寺院がある姿は、今もなお人々を魅了し、多くの人々が足を運ぶ理由ともなっているのです。
高尾山の「天狗」はシンボル的存在
高尾山を訪れると、あちこちで天狗の姿を目にすることができます。天狗の像をはじめ、名物グルメに至るまで、そのジャンルも様々。高尾山で天狗は、高尾山薬王院のご本尊である「飯縄大権現(いづなだいごんげん)」の使者であり、開運・厄除けのご利益をもたらすありがたい存在だとされているのがその理由の1つでしょう。
また、山岳信仰の場として修験道の道場が置かれたという高尾山の歴史も「天狗伝説」に関わっているとも。山伏は山にこもって修行を行い、呪力、験力を体得していました。その姿が天狗と同一視され、高尾山には天狗が住むという伝説が生まれたとも言われています。
天狗というとちょっと怖いイメージかもしれませんが、高尾山の天狗は神様のように敬われ、その一方、高尾山のシンボルとして、今も人々に親しまれている存在なのです。
見どころ
気軽に登山ができる
高尾山は標高599メートルの低山ということもあり、難易度が比較的低く、初心者でも登りやすい山として人気という印象があるかもしれません。子供から大人まで観光を兼ねて気軽に登山が楽しめる一方、富士山など難易度の高い山を登るためのトレーニングの場として高尾山を訪れる登山上級者もいるそうです。
8つの登山コース
登山コースのバリエーションが豊富なことは、高尾山に幅広い登山客が集まる理由の1つと言えるでしょう。全部で8つある登山コースは、難易度も見どころもそれぞれに違うことから、年齢や体力、登山の経験値によって選ぶことができます。
自然林の中のコースを進みながら植物や動物、昆虫を観察したり、また、コースの途中には沢が流れていたり、吊り橋がかかっていたり、と様々な体験ができるのも魅力です。
登山コースと難易度は次のとおりです。初めて高尾山を訪れて、麓から山頂まで歩いて登るのであれば「自然研究路1号路」がおすすめ。薬王院の表参道となっていて見どころがたくさんある一番人気のコースです。
- 自然研究路1号路( 表参道コース )→難易度:低
- 自然研究路2号路( 霞台ループコース )→難易度:低
- 自然研究路3号路( かつら林コース )→難易度:中
- 自然研究路4号路( 吊り橋コース )→難易度:中
- 自然研究路5号路( 山頂ループコース )→難易度:低
- 自然研究路6号路( びわ滝コース )→難易度:高
- 稲荷山コース( 見晴らし尾根コース )→難易度:中
- 高尾山・陣馬山コース→難易度:高
ケーブルカー&リフトを使って楽々観光
高尾山登山のスタート地点となる麓(標高201m)から中腹まではケーブルカーかリフトで移動することもできるので、小さなお子さん連れの方やシニアの方々、体力に自信がない方でも、気楽に高尾山観光を楽しむことができます。
- ケーブルカー:清滝駅~高尾山駅(標高472m、片道約6分)
- リフト:山麓駅~山上駅(標高462m、片道約12分、2人乗り)
急激に山を登るケーブルカーやリフトからの眺めは、歩いて登るのとはまた一味違う楽しさがあります。ケーブルカーは森に囲まれた斜面を上ります。最急勾配(こうばい)が31度18分で、これは日本一のキツさだそう。迫りくる急斜面や上りと下りのケーブルカーがすれ違う瞬間などは乗っていても迫力があります。
【施設名】高尾山ケーブルカー・リフト
【一般運賃(ケーブルカー、リフト共通)】
- 片道:大人490円、小児250円
- 往復:大人950円、小児470円
※中学生以上は大人料金
※ケーブルカーは小学生以上が小児料金。未就学児は大人1名につき1名無料。
※リフトは3歳以上小児料金になり、3歳未満は大人1名につき1名無料
【運行時間】季節や曜日によって始発と最終の時間が変わります。
※時刻表はこちら
【問い合わせ先】高尾登山電鉄 公式ホームページはこちら
四季折々の美しい花々
国定公園にも指定されていて、豊かな自然を有する高尾山。1,600種類以上の植物や数千種類の昆虫、数十種類の動物など、数多くの生き物が生息し、共生しています。四季の変化はもちろん、この地で育まれてきた文化と自然との融合は、高尾山ならではの雰囲気を醸し出していて、訪れた人を魅了しています。
春
高尾山では早春の梅、フクジュソウ、スミレ、そして3月ごろには山桜と、次々と花の季節を迎えます。そして、青いモミジが爽やかで、木々の新緑がまぶしい時期となります。以下に紹介するような花も見られるので、登山しながら、その美しさを楽しみましょう。
- ミツバツツジ:4月上旬~4月下旬
- ヤマブキ:3~6月
- ゼンマイ:4月
夏
青々と木々が茂る森の中の歩くと涼しさが心地よく感じられます。また、沢沿いのコースで登山するのもいいでしょう。マイナスイオンをいっぱい吸って癒されてください。夏の高尾山では以下のような花も見られます。
- ヤマユリ:7月中旬~7月下旬
- ホタルブクロ:6月中旬~7月上旬
- オカトラノオ:7月上旬~7月下旬
秋
高尾山では秋になると木々の紅葉が目にも鮮やかです。赤、オレンジ、黄色、緑といった色のグラデーションが美しく、見応えがあります。なかでも薬王院の和の建物と紅葉にコラボレーションは、まさに日本らしさを感じさせる秋の風景と言えるでしょう。登山道では紅葉以外にも秋の花が咲く様子が見られます。
- ヤマホトトギス:7月中旬~9月下旬
- ヤクシソウ:9月下旬~11月中旬
- リンドウ:11月上旬~11月下旬
冬
高尾山がある八王子は、冬になると東京でありながら雪がよく降ることで有名です。高尾山は冬にも閉山期間はないことから、木々が雪化粧した高尾山の景色を見ることができる可能性もあります。
高尾山の冬の一大イベントといえば、薬王院の初詣と山頂から拝む初日の出です。薬王院では元旦0時から「特別開帳大護摩供」が行われ、多くの参拝客が訪れます。また、高尾山では冬にもたくましく咲く花を見ることができます。
- ミヤマシキミの実:12月上旬~12月下旬
- ヒイラギ:11月下旬~12月中旬
高尾山薬王院にお参りする
「高尾山薬王院」は、高尾登山ケーブル「高尾山駅」から歩いて20分ほどの高尾山の中腹にあります。千葉の「成田山新勝寺」、神奈川の「川崎大師平間寺」と並ぶ、真言宗智山派の三大本山の1つです。
奈良時代、仏教を厚く信仰していた聖武天皇は、国の平安を願って全国各地に国分寺などの寺院建立の勅命を出しました。薬王院もその一つで、東国鎮守の祈願寺として高僧・行基(ぎょうき)によって744年にこの地に開山されました。正式名称は「高尾山薬王院有喜寺」で、開山当初のご本尊が「薬師如来」だったことからその名が付きました。
その後、南北朝時代の1375年、京都醍醐山より俊源大徳が入山し、八千枚の護摩供養秘法を行います。そして、山岳信仰・修験道の神様である「飯縄大権現(いづなだいごんげん)」を勧請(かんじょう)し、薬王院は再び隆盛を誇りました。それ以来、現在に至るまでご本尊として祀られています。
飯縄大権現は戦国時代には戦国武将の守護神として知られ、上杉謙信や武田信玄も信仰し、兜表にその姿を奉ったとも言われています。その時代、高尾山薬王院は北条家の庇護を受け、江戸時代に入ると徳川家、特に紀州徳川家とのゆかりの深い寺院として栄えたという歴史があります。
山門をくぐると境内に入ってすぐのところには天狗様の像が目に入ります。天狗は飯縄大権現を守る従者として神通力を持ち、厄除け、開運、招福などのご利益をもたらすともいわれています。ご本尊の飯縄大権現は不動明王の化身とされ、5つの相を併せ持つ特徴的なお姿です。
大本堂では毎日、御護摩修行が行われていて、境内にいてもお経を耳にすることができ、また実際に御護摩修行を受けることもできます。更には、タイミングが合えば、瀧で水に打たれる修行の「瀧行」ができる水行道場に参加することも可能です。初めての方には作法指導なども行なっています(要予約)。
境内にある石造りの大きな輪は「願叶輪潜(ねがいかなうわくぐり)」と呼ばれ、開運スポットとして人気です。まずは願いを強く念じながら輪をくぐって煩悩をはらいます。そして自分の住所と名前を唱えながら大錫杖を鳴らせば、願いが叶うそう。ぜひ輪をくぐって、ご利益をいただきましょう。
お参りをすませたら、訪れた記念にお守りやお札をいただいて帰るのもいいですね。また、高尾山は関東屈指の霊山としても有名です。多摩新四国第六十八番、関東三十六不動尊第八番の霊場札所でもあります。ご本尊の分身とも言える御朱印もおすすめです(朱印料300円)。
御朱印と合わせて御朱印帳を購入しても。薬王院ならではの天狗の絵柄が入った御朱印帳と御朱印帳袋もあります。黄色と赤の2種類あって、ちりめん織りの帳面の表と裏に勇ましい天狗の姿と紅葉が描かれています。売店ではおみやげや登山のお供にぴったりのお菓子、オリジナルグッズなども販売されているので、チェックしてみてくださいね。
【施設名】高野山薬王院
【住所】東京都八王子市高尾町2177
【問い合わせ先】高尾山薬王院 公式ホームページはこちら
登山途中に立ち寄りたいスポット
高尾山の中腹から山頂にかけては、薬王院やグルメスポット以外にも楽しめる施設があります。高尾山登山や観光と合わせて、ぜひ立ち寄ってみてください。
高尾山さる園・野草園
ケーブルカー高尾山駅から登山道1号路を山頂へ向かって3分ほど歩いたところにあるのが「高尾山さる園・野草園」です。さる園では約70頭の猿たちが飼育されていて、その習性やサル社会について、飼育員のユーモラスな解説を聞きながら見学することができます。
併設の野草園では、高尾山に昔から自生してた野草をはじめとする約300種類の山野草の観察ができます。季節ごとに違う山野草の花々が可憐に咲き、いつ訪れても楽しめます。平地ではなかなか見られない珍しい花も見られます。
【施設名】高尾山さる園・野草園
【住所】東京都八王子市高尾町2181
【営業時間】1・2・12月:9:30~16:00、3・4月:10:00~16:30、5~11月:9:30~16:30
【一般入園料】大人(中学生以上):430円、小児(3才以上):210円
【問い合わせ先】高尾山さる園・野草園 公式ホームページはこちら
東京都 高尾ビジターセンター
山頂の「東京都 高尾ビジターセンター」は、登山客や観光客のために、高尾山とその周辺の自然や歴史な度について学べる施設です。山頂の周りを歩きながら自然観察ができるガイドウォークや、高尾山の自然をモチーフにしたモノ作り体験ができるクラフトワークショップなども毎日開催されています。
【施設名】東京都 高尾ビジターセンター
【住所】東京都八王子市高尾町2176
【開館時間】10:00~16:00
【入館料】無料 ※ガイドウォーク、ワークショップなどは別途参加費が必要
【問い合わせ先】東京都 高尾山ビジターセンター 公式ホームページはこちら
夏の高尾山の名物ビアガーデン
ビールが恋しい暑い季節には、高尾山中腹のケーブルカー高尾山駅そばにある展望台を会場に開催される「高尾山ビアマウント」で冷たいビールと美味しい料理を思う存分味わってみてはいかがでしょう。毎年6月中旬から10月中旬までの期間限定でオープンするビアガーデンで、大手ビールメーカーの定番や新作のビール7種類以上はもちろん、様々なアルコール、ノンアルコール飲料、ソフトドリンクも充実の品ぞろえで提供しています。
料理はバイキング形式で和、洋、中、B級グルメまで、色んなジャンルの料理からお好みで選べます。期間が長いので、その時期に合わせてラインナップが変わるのも魅力です。ラインナップにはデザートもあります。食後のコーヒーと合わせて、甘いものでしめるのもおすすめです。
食事ができる席もいろいろあります。ガラス張りの円形ホールは屋内で、窓の向こうに見える絶景が全席から眺められます。木々に囲まれ自然を感じながらの食事ができる屋外のガーデンスペースも。また、屋根はありますが窓はなく外の景色をダイレクトに楽しめるスペースは、ビアマウント会場で最も高い位置にあります。それぞれに雰囲気も違うので、お好みやシーンに合わせて選んでみてください。
期間中は毎日13時から営業していて、時間制となっています。夜には「1,000万ドルの夜景」と称されるほどの素晴らしい東京都心の夜景が眺められます。絶景を眺めながらのビールはまた格別です。夜の高尾山ビアマウントならでは素敵なひと時を過ごしてみてはいかがでしょう。開催期間や営業時間等、詳細は公式ホームページにてご確認の上、お出かけください。
【施設名】高尾山ビアマウント
【住所】東京都八王子市高尾町2205
【定休日】期間中無休、雨天開催(台風などは除く)
【問い合わせ先】高尾山ビアマウント 公式ホームページはこちら
お楽しみの名物グルメ
山登りやお参りはもちろんですが、山頂に登るまでの道中で味わえる高尾山ならではグルメもまた、高尾山の魅力となっています。最寄り駅の京王線「高尾山口駅」からケーブルカーの麓側の駅である「清滝駅」を結ぶ高尾山参道には、飲食店やお土産店が多く並んでいます。山頂まで登る途中にもいくつかのお食事処が点在しているので、登山途中の休憩にぜひ立ち寄って、高尾山の名物グルメを堪能してみてください。
とろろそば
高尾山は麓の高尾山参道沿いや中腹、そして山頂にもそば処がたくさんあります。それぞれのお店で様々なそばメニューを提供していますが、なかでも名物と言えるのが「とろろそば」です。
ただし、もともとの始まりは、そばではなく、とろろからだったとか。登山の疲れを癒してあげたいとの思いから、高尾山薬王院では山芋より風味があり粘り気の強い「自然薯」をすりおろして、とろろを作り、参拝客をもてなしたそうです。のちにとろろの中にそばを入れたところ評判となり、高尾山のとろろそばは、多くの人々に愛される定番の名物グルメとなりました。
登山途中や下山時の疲れた体でも食べやすいので、おすすめです。出汁の利いた温かいそば、サラッと食べられる冷たいそばがあるので、季節に合わせて、お好みで楽しみましょう。
三福(みつふく)だんご
「三福(みつふく)だんご」は、1本の串に団子が3つ並んでいます。「三福」とは「大福」「幸福」「裕福」、3つの福という意味が込められているそう。おだんごを炭火で焼く香ばしい香りには、食べる前から食欲をそそられます。ボリュームたっぷりでモチモチのだんごには、特製くるみ味噌をからめてあり、絶妙な美味しさです。登山のお供に、糖分補給に、ぜひ味わってみてください。
天狗焼
なんとも可愛らしい烏天狗の顔をかたどった「天狗焼」は、天狗伝説がある高尾山ならではの和菓子です。パリッと焼かれた皮の中には甘さ控えめの黒豆あんが入っています。お店では焼いている様子も見られます。お土産としても人気で、休日には売り切れてしまうこともあるようなので、早めに購入するのがおすすめです。
【施設名】高尾山スミカ
【営業時間】10:00〜16:30(冬期は16:00)
【定休日】無休(天候等により臨時休業する場合があります)
高尾山展望レストラン
夏季には「高尾山ビアマウント」の会場ともなっている「高尾山展望レストラン」。その中にある「高尾山BBQマウント」では、デンマーク製の本格グリルでバーベキューが楽しめます。新鮮な野菜やお肉を環境にも配慮したグリルでじっくり焼いて、周りの景色を眺めながらいただきましょう。
屋外にはフードコートもあります。高尾山の天狗に因んだ、長さ30センチもあるソーセージを挟んだ「天狗ドッグ」や細長いグラスに入って提供される「天狗ビール」は見た目も面白いので、ぜひ写真に収めてみてください。ほかにも「八王子ラーメン」や寒い時期にピッタリの鍋料理も味わえます。フードコートで購入したものも屋内で食べることができます。
【施設名】高尾山展望レストラン
【営業時間】営業時間は状況や季節、イベントによって変更されます。詳細は公式ホームページをご確認ください。
【座席数】250席(例年600席)
【問い合わせ先】高尾山展望レストラン 公式ホームページはこちら
高尾山スミカ
中腹のケーブルカー高尾山駅前にある「高尾山スミカ」は高尾山の名物グルメが揃った施設です。国産そば粉のみを使ったそばを提供する「蕎麦処」があるほか、名物の「天狗焼」や「高尾山チーズタルト」といったスイーツ、お土産にピッタリのオリジナルグッズなども販売しています。
2Fには「カフェレストランSUMIKA TABLE」があります。店内は広い窓で囲まれていて、明るい雰囲気。高尾山の四季折々の景色を間近に眺めながら、特製カレーやピラフなどのメニューが楽しめます。こだわりのスペシャルティコーヒー「高尾山ブレンド」も見逃せません。スイーツと合わせてゆっくりデザートタイムを楽しんだり、登山途中にテイクアウトしてもいいですね。お土産にピッタリのドリップバックも販売されています。
【施設名】高尾山スミカ
【営業時間】10:00〜16:30(冬期は16:00まで)
【定休日】なし(天候等により臨時休業の場合あり)
【問い合わせ先】高尾山スミカの公式ホームページはこちら
施設情報
高尾山
【閉山期間】なし
【住所】東京都八王子市高尾町
【TEL】042-664-7872(東京都高尾ビジターセンター)
【駐車場】
高尾山入口周辺の公営駐車場は、以下の3ヵ所があります。
- 高尾山薬王院祈祷殿駐車場
【受付時間】8:00~16:00
【収容台数】250台 - 八王子市営高尾山麓駐車場
【受付時間】24時間
【収容台数】80台
【料金】昼間 8:00~17:00 30分/150円、夜間17:00~8:00 60分/150円
最大料金:入庫後12時間までは平日800円、土・日・祝1,000円
※ただし12時間を超えた場合、最大料金の適用は1回のみで、以降は通常料金。 - 京王電鉄高尾山駐車場
【受付時間】24時間
【収容台数】80台
【料金(平日)】昼間8:00~17:00 30分/200円、夜間17:00~8:00 30分/150円
最大料金:入庫後12時間までは1,500円。
【料金(土日祝)】昼間8:00~17:00 30分/250円、夜間17:00~8:00 30分/150円
最大料金:入庫後12時間までは2,000円。
【割引】京王高尾山温泉極楽湯を利用すると3時間まで無料
アクセス情報
電車で行く場合
- 京王線「高尾山口駅」徒歩約5分
車で行く場合
- 圏央道「高尾山I.C」から20号線経由で約5分(1km)
よくある質問
- 一年中登れますか?
-
高尾山は年間を通して登れます。初日の出や薬王院の初詣をはじめとする、冬の行事・イベントもあり、冬季の登山も可能です。
- 高尾山に登る際の服装は?
-
麓から歩いて登るのであれば、登山服もしくは普段着でも気温の変化に対応できる服装(インナー・ミドル・アウターの3枚が基本)が良いです。
ケーブルカーやリフトで薬王院や山頂に行くのであれば、普段着でも大丈夫です。ただし、麓とは気温差があるので必要に応じてアウターを1枚用意しておくと安心です。
いずれの場合も、サンダルやヒールのある靴ではなく、歩きやすい運動靴や登山靴が必須です。また、天気の変化に対応するため、雨具の用意もして出かけましょう。