渋谷フクラスとは
2019年12月、渋谷駅西口の道玄坂エリアに渋谷フクラスが誕生。高さ103m、地下4階〜地上18階のフロアで構成される商業施設です。2階〜8階、17階、18階には「東急プラザ渋谷」、9階～16階にはオフィスが入っています。
また1階には空港リムジンバスが乗り入れる大規模なバスターミナルが位置し、商業施設としての役割だけでなく、渋谷駅の一部として人々の移動をサポートしています。
渋谷フクラスの中心とも言える「東急プラザ渋谷」は、「大人をたのしめる渋谷へ」をコンセプトに掲げる施設。渋谷といえば「若者の街」のイメージが強いですが、渋谷フクラスでは大人をターゲットにしたライフスタイルの提案を行っているのが特徴です。
“時間を重ねることの価値や豊かさを知り、本物や本質的なものの良さを大切にしながら、遊び心も忘れない”をテーマに、大人たちに対して、時間を重ねて「成熟」する楽しみを提案しています。
そんな東急プラザ渋谷は、食・健康・趣味・美・ライフプランをキーワードにフロアが構成されています。17階と18階には「シブニワ（SHIBU NIWA）」と呼ばれるルーフトップガーデン、5階にはライフプランの悩みに寄り添うサービス、2階〜4階には健康や美に向き合う大人向けの店舗、6階と7階には飲食フロア「シブヤグラン食堂」が営業しています。
見どころ
大人の時間を過ごせる天空のルーフトップガーデン【17・18階】
渋谷フクラスにおける最大の見どころといえば、17階のルーフトップガーデン「SHIBU NIWA」ではないでしょうか。ここでは、渋谷のシンボル「スクランブル交差点」をメインとした街並みを一望できます。テラス席があり緑も多いので、がやがやとした渋谷でも居心地よく過ごせるでしょう。
高層建築物やスクランブル交差点など、渋谷の喧噪がすぐ後ろにあるにも関わらず、つい長居したくなる癒やしの空間が魅力的です。
17階・18階には、シンガポールや香港、フランス、ドバイ、上海、台北、クアラルンプールなど世界各国で展開しているスタイリッシュなレストラン「CÉ LA VI」があります。17階には、テイクアウトもできるカフェ&バー「BAO by CÉ LA VI」、そしてシーンに合わせて姿が変化するクラブラウンジ「CÉ LA VI CLUB LOUNGE」が営業中です。
「BAO by CÉ LA VI」は、グレーをベースにした店内とソファーが落ち着く雰囲気のお店です。店名の「BAO」とは、様々な具を中華まんの皮に挟んだアジアで人気のハンバーガー的スナック。お店一押しのメニューなので、購入後はすぐ向かいにある「SHIBU NIWA」でゆったりと味わってみてはいかがでしょうか。
【公式サイト】https://shibuya.tokyu-plaza.com/shop/detail.html?_id=20069
「SHIBU NIWA」を挟んだ向かい側にあるのが、クラブラウンジの「CÉ LA VI CLUB LOUNGE」です。お店の規模は小さいですが、バラエティ豊富なカクテルを提供するバーカウンターがあります。カクテルを片手にDJのパフォーマンスに浸れる空間は、仕事終わりの疲れが吹き飛ぶこと間違いありません。
【公式サイト】https://shibuya.tokyu-plaza.com/shop/detail.html?_id=20070
※最新情報は公式サイトにてご確認ください
18階には、革新的であり現代的なアジア料理を提供するファインダイニング「CÉ LA VI RESTAURANT & SKY BAR」があります。都会的な渋谷の景色を眺めながら「喜びの探求」ができる、大人の社交場とも言える場所です。
テラス席も用意されており、渋谷の景色が堪能できるようソファーが外の柵に向けて置かれています。屋外はソファーやステージが設置されたルーフトップが広がっており、盆栽など日本的な要素を取り入れた美しいインテリアが特徴。ここではカクテルを片手に、ハンモックでゆったりとくつろぐのがおすすめです。
【公式サイト】https://shibuya.tokyu-plaza.com/shop/detail.html?_id=20071
舌の肥えた大人も絶賛「シブヤグラン食堂」【6・7階】
6階には、渋谷の路面店とは全く異なる店舗が集結しています。渋谷に訪れる大人たちが、カジュアルに利用できる充実したラインナップの食堂が揃います。ランチとディナーでは雰囲気が変わり、幅広いシーンやそのときの気分で選べるのがうれしいポイントです。
旧東急プラザ渋谷でも営業していた「築地玉寿司」や「鰻 渋谷松川」に加えて、職人たちがそばの実から手打ちでこだわりのそばを提供する「手打ちそば 竹之内」、480年の長い歴史を持つ「京都宇治 藤井茶園」による「京都宇治 藤井茗縁（ふじいめいえん）」など、ほかのエリアではなかなか出会えない名店揃いです。
なかでも築地玉寿司は、舌の肥えた大人にぴったりなお店。目利きが厳選した魚貝を熟練の板前が毎朝仕込み、本格的な江戸前寿司を提供しています。お米一粒一粒の確かな食感と甘み、そして野菜や味噌、卵への徹底したこだわりが欠かせません。
バル&ミュージックラウンジの「GRAND SESSION」も同じく6階に出店しており、フード・ミュージック・アートがテーマのオールデイダイニングとして親しまれています。食事をする場所としての役割だけでなく、音楽やアートを楽しめる場としての役割も果たしているのが魅力です。
メニューは、サンドイッチやパエリアなどのクラシックな西洋料理がメイン。モバイルオーダーアプリから事前に注文と決済を行い、店頭で並ばすスマートに料理が受け取れるキャッシュレスシステムを活用しています。
新しい体験に触れたい好奇心旺盛な大人にとって、音楽やアート、イベントスペースなどの多様な方法で利用できる「GRAND SESSION」は、「シブヤグラン食堂」のなかでも特に注目の場所だと言えるでしょう。
【公式サイト】https://shibuya.tokyu-plaza.com/shop/detail.html?_id=20061
7階は、賑やかな渋谷とは対照的な落ち着いた空間となっています。ゆったりと食事できる名店が揃っており、特に京都発祥の出汁しゃぶを格式高い和空間で味わえる「京都 瓢斗（ひょうと）」はおすすめのお店。
京都で生まれた銘柄豚「京都ぽーく」は、東京では珍しい確かな肉質と深い旨味がくせになります。瓢斗にしかない特別な出汁と京都で誕生した豚肉の相性は抜群で、何度でも訪れたくなること間違いありません。
【公式サイト】https://shibuya.tokyu-plaza.com/shop/detail.html?_id=20062
ライフプランのお悩みを解決する「渋谷ライフラウンジ」【5階】
「人生100年時代」という言葉をよく聞くようになった昨今。5階には、自分らしい生き方に悩む大人を解決に導くサービスフロアがあります。
親子や三世代など複数人で来店しやすいラウンジカフェのほか、将来に対する不安や悩みをプロフェッショナルに相談できる店舗が揃っています。落ち着いた空間で資産形成や運用の提案を行う、「三井住友信託銀行」も営業中です。
フロアの中心にあるのは、カフェ「Pepper PARLOR」。ソフトバンクロボティクスが手掛ける店舗で、「人とロボットが共に暮らし、働く社会」をまさに表現しています。
足を踏み入れてみると、居心地がよいおしゃれな雰囲気が印象的です。世界の国を想像して作られたワッフルやドリンクなど、ユニークなメニューたちがカフェとしての魅力を引き立てています。人と仕事し、人をもてなすロボットの姿には、今よりも発展した近い未来が見えてわくわくするはず。
また、不要品を処分するとともにリユースの楽しさを知れる「なんぼや+miney」や、愛用の洋服やバッグを「リメイク」できる「アトリエ・クチュリエール」などの店舗も。プロフェッショナルたちが”使い古してきたものを新たな価値に変える”サポートをしてくれるので、ぜひ利用してみてください。
【公式サイト】https://shibuya.tokyu-plaza.com/shop/detail.html?_id=20042
美や健康、趣味を充実させるショッピング【2・3・4階】
渋谷フクラスの玄関口でもある2階には、食や暮らしを通して日本の文化を発信する店舗が展開しています。今や知名度抜群のセレクトショップのビームスですが、もともとは渋谷区で創業したブランド。渋谷フクラスでは、「日本」をテーマに幅広いコンテンツをまとめて発信する「BEAMS JAPAN」を出店しています。
ほかにも、「AKOMEYA 食堂」が併設される「AKOMEYA TOKYO」などほかでは手に入らない商品を取り扱うお店が営業しており、日本のカルチャーや銘品に出会えそうです。
3階で営業しているのは、”ホンモノ”を知る大人向けのアイテムを取り扱う店舗たち。「Maito Design Works」では、天然染料だけで染め上げる衣料品や生活雑貨を販売しています。
また、世界に1つだけのオーダーメイドバッグが手に入る「BARCOS」、1901（明治34）年創業と長い歴史を持つ横浜元町レース専門店による「近沢レース店」など、ほかには負けない厳選した商品を扱うお店が営業中です。
1792年創業で刃物をメインに取り扱う「日本橋 木屋」や、京都の伝統文化である絞り染めを活用した“Wearable Art”を手がける「片山文三郎商店」など、老舗の名店も展開しています。伝統的で昔ながらの製法にこだわりつつ、本物や本質を大切にする、普遍的で革新的なファッションや雑貨が見つかるショップで構成されています。
4階には、美と健康をサポートする店舗が揃います。体の中から健康にしたい方や、体を動かすことで心身ともに健康になりたい方におすすめのフロアです。
ロート製薬が手がける「ロートQualityAgingサロン」は、スキンケア、アイケア、インナーケアという3方向からエイジングの悩みを解決してくれます。
渋谷から各地へアクセスできるフクラスバスターミナル【1階】
渋谷フクラス内のバスターミナルでは、東急バスや東急トランセが利用できます。対象路線は、渋11系統「田園調布駅」や渋24系統「成城学園前駅西口」、渋31系統「下馬一丁目（循環）」や渋32系「統野沢龍雲寺（循環）」など。一般路線バスのほかには、空港連絡バスが乗り入れているのが特徴です。
運行事業者は、東急トランセや京浜急行バス、東京空港交通、東急バス、東京空港交通など様々で、羽田空港や成田空港へのアクセスの利便性にも定評があります。渋谷駅直結の接続デッキを使えば、雨の日も濡れることなくバスターミナルに向かうことが可能です。
バスターミナルのある1階には、外国人観光客が訪れることも想定した観光支援施設のツーリストインフォメーションが設置。「shibuya-san（シブヤサン）」という施設名の「san」には、「佐藤“さん”」や「鈴木”さん”」など名前を呼ぶときに使う「さん」の意味が込められています。
外国人目線・アートセンター機能・夜間観光の3つの特徴があるシブヤサンには、国籍が異なるさまざまなスタッフが在籍し、日本語が使えない外国人観光客にも渋谷の魅力を伝えます。
渋谷のアート・カルチャーを国外へ発信し、新しい文化を生み出し育む「アートセンター」もあります。ここでは、アートを通して人と人がつながる体験を楽しめるでしょう。
施設は朝10時からオープンし、夜8時に営業が終了。ドリンクの提供やイベントの開催など、観光の情報を集めながらゆったりと過ごせる環境が整っています。
ほかにも、荷物の預かり・配送、空港リムジンバスのチケット手配、渋谷体験プログラム、外貨両替など、観光をサポートする多様なサービスを用意しているので、渋谷観光の拠点に使ってみてはいかがでしょうか。
編集部訪問レビュー
2022/11/15 Tue.
11:30頃、東急プラザに訪問しました！
2階にある「AKOMEYA TOKYO」には体に良さそうな食品や雑貨などが並んでおり、食事ができるイートインスペースもあります。広めの店内且つ平日ですが、お客さんは常にいらっしゃったので人気なのが伺えます。
雑貨屋は、大人のための良質なものを取り揃えたお店が多い印象でした！
プレゼント選びにも自分用にも、質の高いアイテムが見つかりそう！
スクランブルスクエアやヒカリエも良いですが、東急プラザ内は客層も落ち着いており、まさに大人のための施設という雰囲気がありました！
落ち着いてショッピングや食事をしたい場合はフクラスまで足を伸ばしてみるのがおすすめです♪
施設情報
渋谷フクラス
【住所】東京都渋谷区道玄坂1-2-3
【営業時間】
- ショップ・カフェ・サービス：10:00〜20:00
- 渋谷グラン食堂：11:00〜23:00
- 屋上テラス SHIBU NIWA：11:00〜20:00
- BAO by CÉ LA VI：11:00〜23:00
- CÉ LA VI TOKYO CLUB LOUNGE：18:00〜29:00（休業中）
- CÉ LA VI TOKYO RESTAURANT & SKY BAR：11:00〜23:00
※一部店舗を除く
【問い合わせ先】公式サイトはこちら
アクセス情報
電車で行く場合
- JR 山手線、埼京線、湘南新宿ライン「渋谷駅」 南改札西口から徒歩約1分
- 東急東横線、田園都市線、京王井の頭線、東京メトロ 半蔵門線、銀座線、副都心線「渋谷駅」から徒歩約3分
よくある質問
- 駐車場は利用できますか？
-
利用できます。駐車場に関する情報は、こちらのページを確認してください。
- ベビールームは利用できますか？
-
利用できます。6階・7階にあります。
- ロッカーはありますか？
-
ロッカーはありません。手荷物を預けたい場合は、1階のシブヤサンのお預かりサービスをご利用ください。
