【六本木ヒルズ】話題のグルメに映画・美術鑑賞、展望台!必ずおさえておきたい見どころ徹底ガイド

目次

六本木ヒルズとは?

ウェストウォーク
ウェストウォーク

高さ238mの高層オフィスビルをメインに、集合住宅 やテレビ朝日本社の社屋、ホテル 、映画館、美術館、そのほか商業施設などが展開する「六本木ヒルズ」。2003年4月、東京都港区六本木6丁目にオープンした複合商業施設です。200以上もの飲食店や店舗が営業し、開業当初から東京に新しい「文化都心」を生み出す場所として注目を集めています。

けやき坂
けやき坂

「六本木ヒルズ」は下記5つのエリアで構成されています。

  • ウェストウォーク(1階~6階)
  • ヒルサイド(B2階~2階)
  • メトロハット/ハリウッドプラザ(B2階~3階)
  • ノースタワー(B1階、1階)
  • けやき坂(1階~3階)

ヒルサイド2Fのけやき坂コンプレックスエリアには、東京シティービューや森美術館、TOHOシネマズの入口があります。そしてヒルサイドB2Fには毛利公園、けやき坂1Fのすぐ横にはさくら坂公園(ロボロボ公園)が位置します。

駅から直結のためアクセス抜群で、道中のあちこちに置かれた現代アート作品は見ているだけで飽きません。庭園や公園のベンチに座り、ショッピングの疲れを癒やすのも良いでしょう。また、けやき坂のイルミネーションは東京でも人気のイベントで、冬の風物詩として多くの人が訪れます。

パブリックアート「薔薇」
パブリックアート「薔薇」

飲食店や美術館、映画館、展望台など、一日いても物足りないほど魅力的な施設が集まる「六本木ヒルズ」。年間を通してたくさんの現代的なイベントが開催され、春夏秋冬それぞれの時期によって異なる雰囲気を楽しめます。

朝早くに利用できる店舗や夜遅くまで開いている店舗もあり、時間帯を気にせず足を運べるのがうれしいポイント。夜遅くまで営業している映画館やおしゃれなバー、カフェなどは、仕事帰りにほっと一息ついたり、ロマンティックなデートとして利用したりするのにぴったりです。

見どころ

森美術館のアートで感性を磨く

森美術館 入り口
森美術館 入り口

森美術館 -MORI ART MUSEUM-

森アーツセンターの核となる美術館は、六本木ヒルズ森タワーの53階、地上約230m(53階)に位置します。現代美術を中心に展開される絵画や彫刻、ファッション、建築、インスタレーションの企画展示が開かれ、アジアや欧米、アフリカなど世界各地のあらゆる作品と出会えます。

森美術館の企画は、現代のポップな感性に刺さる個性的なものが多いのが魅力。目で見て楽しめる、満足度の高い仕上がりとなっています。閉館時間は22時閉館と夜遅いため、仕事終わりに立ち寄るのも良いでしょう。

森アーツセンターギャラリー

52階にある広さ約1,000平方mのギャラリーでは、世界でもそうそうたる美術館が手がける貴重なコレクションの企画展や、絵画、写真、映画、デザイン、ファッション、漫画・アニメ作品など、多彩で質の高い展覧会が開催されます。

森美術館ミュージアムショップ

六本木ヒルズ森タワー53階では、森美術館のショップが営業しています。展覧会カタログにオリジナルグッズ、出版物など、世界の現代アートを身近に感じられます。また、壁一面のブックシェルフも見どころです。

六本木ヒルズ アート & デザイン ストア

ウェストウォーク3階には、「アート&ライフ」をコンセプトとして掲げるショップがあります。現代アート作家が手がけるオリジナルグッズや、セルフプロモーションブランドのデザイングッズなど、気軽に楽しめるアート&デザインが集まります。訪れた記念として、六本木ヒルズ限定のお土産を購入するのもおすすめです。

東京シティービュー展望台から眺める都会の景色

東京シティービュー

六本木ヒルズ森タワーの52階には、絶景スポットの「東京シティービュー」があります。世界でも最大級の都市である東京の中心で、屋内展望回廊(海抜250m)と屋外展望回廊「スカイデッキ」(海抜270m)からの景色を楽しむことが可能です。ミュージアム・クオリティのギャラリースペース「スカイギャラリー」には3つのビューエリアが用意され、高さ11mを超える吹き抜けとガラス張りは訪れる人に開放感を与えます。

なかでも「スカイギャラリー1」は、東京タワーやお台場のロマンティックな景色を眺められる一番人気のエリア。恵比寿ガーデンプレイスや横浜ランドマークタワーが目に入る「スカイギャラリー2」からは、晴れた日であれば富士山を見渡すこともできます。また、新宿・渋谷方面の「スカイギャラリー3」は、春になると青山霊園や代々木公園の桜を眺められると評判です。

ここへ訪れた思い出を残したい方は、スカイギャラリーとスカイデッキでプロが写真を撮ってくれる「TOKYO SKY SHOT」を利用するのもおすすめ。撮った写真は無料で写真入りのミニカードにしてくれたり、大サイズの写真を別途購入したりできるので、ぜひ利用してみてください。

東京の夜景
東京の夜景

また、森美術館、森アーツセンターギャラリー、東京シティビューのいずれかのチケットを持っている場合、追加料金を支払えば屋上の「スカイデッキ」へ行けます。「スカイデッキ」では東京タワーから新宿にわたる都心らしい夜景を堪能でき、その美しさにうっとりしてしまうほど。夜景100選にも選ばれる、まさに東京随一の夜景スポットと言えるでしょう。

神宮外苑花火大会の花火
神宮外苑花火大会の花火

多彩なイベントが開催される「東京シティービュー」では、いつでも誰でも「六本木天文クラブ」に参加できます。「六本木天文クラブ」とは、星空観望会や天文に関するセミナー・ワークショップイベントなど、東京シティービューで開催されるイベントの総称のこと。また毎年8月になると、「東京シティービュー」から「神宮外苑花火大会」の花火を最高のロケーションで満喫できます。

東京シティビュー スーベニアショップ

絶景夜景を堪能した後に訪れたいのが、展望台のオリジナルグッズストア「東京シティビュー スーベニアショップ」です。52階の東京シティビュー内にあり、ここでしか手に入らない限定グッズや思い出の商品が見つかります。

贅沢な映画館でのひとときとバータイム

TOHOシネマズ六本木ヒルズ
TOHOシネマズ六本木ヒルズ

TOHOシネマズ六本木ヒルズ

森美術館のすぐ横には、TOHOシネマズが位置します。スクリーンに続く廊下は落ち着いたシックな内装で、映画館とは思えないラグジュアリーな雰囲気が印象的です。チケットをスムーズに購入したい方は、インターネット上で購入できる『vit』というサービスを使ってみてください。

このTOHOシネマズ六本木ヒルズといえば、シートのタイプが充実していることが特徴。たとえば『MediaMation MX4D』というシステムが導入されるスクリーンでは、上下左右の動きや冷たさ、暖かさ、香り、煙などをシートを通して体験できます。11種類の多様な特殊効果が連動することで、映画の世界に自分もいるような不思議な気分になることも。

そのほか、下記のシートなどが用意されています。
・映画館の最前列でリクライニングが可能な「イスフロントリクライニングシート」
・フットレストの付いた革製の電動リクライニングの「プレミア ラグジュアリーシート」
・一席ずつ区切るパーテーション付き、従来シートの1.5倍の広さの「プレミア ボックス シート」

TUSK(タスク)
TUSK(タスク)

映画を観た後は、深夜まで営業しているバーへ足を運んでみてはいかがでしょうか。夜景を贅沢に眺めながら、カクテルで乾杯する大人なひとときを過ごしましょう。NYやロンドン、シドニーなど、海外を思わせる雰囲気の「TUSK(タスク)」は夜遅くまで営業しているバーです。

また、バーテンダーこだわりのシグネチャーカクテルが評判の「オーク ドア」や、月をモチーフにした美しいオリジナルカクテルを楽しめる「ザ ムーン ラウンジ」など、大人の時間を過ごせるお店があります。

六本木 蔦屋書店(旧 TSUTAYA TOKYO ROPPONGI)

2003年に開業したTSUTAYA TOKYO ROPPONGIがリニューアル。「六本木の洋書屋」をコンセプトとした、六本木 蔦屋書店として、2020年3月にオープンしました。およそ30,000冊の洋書・洋雑誌の取りそろえをはじめ、新設の「The LOUNGE」では、本を片手にアートをモチーフにした独創的なカクテルをたしなむことができます。

もちろん、これまでの「蔦屋書店」スタイルであった、購入前の本をスターバックスのコーヒーと共にじっくりと読むこともできます。本棚に囲まれたアートスペース「BOOK GALLERY」、お土産品やステーショナリーが充実したギフトコーナーなども見逃せません。営業時間は、朝7時から夜は20時まで。ライフスタイルに合わせた自分好みのくつろぎのひと時を過ごせることでしょう。

営業時間は変更になる場合があります。事前に公式サイトでご確認ください。

まったり落ち着く休憩スペース

パブリックアート「ママン」
パブリックアート「ママン」

六本木ヒルズのパブリックエリアへ足を運ぶと、森美術館監修が手がける6作品が目に入ります。そして、テレビ朝日の敷地内には、建物の設計を担当した槇文彦氏の選んだ3作品があります。六本木ヒルズの代表的なパブリックアートの大きなクモ『ママン』は、見つけやすくて集合場所にぴったりです。

また、けやき坂通りとさくら坂通りの歩道上では面白い試みも。13人のデザイナーがコラボして誕生した世界初の試み”ストリートスケープ”計画が実施され、おしゃれでユニークな形のベンチがたくさん置かれています。座っているだけでもアートを体験でき、写真映えするスポットとしても評判です。

毛利庭園
毛利庭園

毛利庭園

4,300平方mもの広大な敷地で、池を中心として滝や渓流、川のせせらぎなど豊かな自然を感じられる毛利庭園。テレビ朝日が放送するニュース番組のお天気コーナーでよく見かけますが、普段は都会のなかの憩いの場として多くの人を癒やしています。六本木ヒルズで買った食事やドリンクを片手に、毛利庭園を散策するのもいいかもしれません。

桜の時期になると、ソメイヨシノやしだれ桜が咲く美しい光景が広がります。会話を楽しんだり、ピクニックでわいわいと盛り上がったり、ショッピングの休憩場として利用したりなど、緑の自然に囲まれながら楽しいひとときを過ごしてみてください。

さくら坂公園 (ロボロボ公園)
さくら坂公園 (ロボロボ公園)

さくら坂公園 (ロボロボ公園)

さくら坂公園 (ロボロボ公園)は、六本木ヒルズの南端にあります。子どもから人気を集める色とりどりの10個の滑り台や、夜になると目や胸の部分が光る44体のロボットから成るタワーなど、面白い遊具がたくさん。子どもがのびのびと利用できるので、小さなお子さん連れの方は足を運んでみてはいかがでしょうか。

また、ヒルサイド地下2階には「親子休憩室」があり、ここではゆっくりと休憩しながら遊び疲れた身体を回復できます。オムツ交換台や授乳室もあるので、赤ちゃんを連れている方は利用するのが良いでしょう。

レストランで特別感のあるグルメを堪能

記念日や誕生日、自分へご褒美など、少し特別感のある時間を過ごしたいときに利用したいのが「グランドハイアット東京」です。六本木ヒルズ内にあり、贅沢感のあるレストランが集まっています。

和食

旬房
旬房

さまざまなメニューの中でも、「季節の野菜と特撰和牛のすき煮」が特に人気の和食のお店「旬房」。グランドハイアット東京内にあり、高級ホテルだからこその空間とサービスを堪能できます。

また、それぞれの魚の良さを活かしたお寿司が提供される「六緑」は、魚好きにはたまりません。カウンターには吉野檜の一枚板が使われ、落ち着きのある和の空間が特徴的です。そのほか、鉄板料理が好きな方にはオープンキッチンの鉄板焼「けやき坂」がおすすめです。

洋食

フレンチ キッチン
フレンチ キッチン

「フレンチ キッチン」は、伝統的なビストロ料理をベースにした洋食のお店。旬の厳選食材を使用したカラフルな料理が提供されています。秋冬以外の時期は、外のテラス席の利用が可能です。そのほか、「オーク ドア」はホテル内のお店のため価格が高めですが、ハイクオリティな一流ホテルの満足できる料理とサービスを楽しめます。

中華料理

チャイナルーム
チャイナルーム

中華料理が好きな方は、素材を引き立たせる中国四大料理が食べられる「チャイナルーム」へぜひ足を運んでみてください。

写真映えするおしゃれなランチ

クリスプ・サラダワークスのカスタムサラダ
クリスプ・サラダワークスのカスタムサラダ

ランチに訪れたくなるような、写真映えするおしゃれなお店もたくさんあります。たとえばカスタムサラダ専門店の「クリスプ・サラダワークス」は、1食400g以上と豊富な野菜をバランス良く摂取できるのが魅力です。

また、”和食としての焼き肉”にこだわる「旅亭 まんぷく 六本木ヒルズ店」では、部位毎の良さを引き出すことにこだわった焼き肉を味わえます。そのほか、トップクラスの肉のみを揃え、熟成牛の厚切りステーキが目玉の「37 Steakhouse & Bar」も見逃せません。

毛利 Salvatore Cuomo
毛利 Salvatore Cuomo

本格ピザを味わいたいなら、テイクアウトもできる「毛利 Salvatore Cuomo(モウリ サルヴァトーレ クオモ)」で決まりでしょう。毛利庭園沿いの抜群のロケーションにあり、晴れた日のテラス席が人気です。2020年3月のリニューアル後は、南イタリアの陽気で温かな空気の流れる空間に進化を遂げました。

さらに、日本で初めての水牛モッツァレラチーズの専門店「OBICA MOZZARELLA BAR 六本木ヒルズ店」も、少し変わったグルメを食べてみたい方におすすめのお店です。

BARBACOA(バルバッコア)
BARBACOA(バルバッコア)

そのほかのお店としては、ビーフ100%のハンバーガーを提供する「エーエス クラシックス ダイナー」も注目。粗挽きならではの肉感がたっぷりなハンバーガーは、食欲をそそります。さらに、大人なバーラウンジが設置される「BARBACOA(バルバッコア)」では、約30種の充実したラインナップのサラダバーや本場ブラジルの料理を楽しめます。

基本情報

六本木ヒルズ

【営業時間】

  • ショップ:11:00〜21:00
  • レストラン:11:00〜23:00

【住所】東京都港区六本木6-10-1
【TEL】03-6406-6000(10:00〜21:00)
【公式ホームページ】http://www.roppongihills.com
【駐車場】P1〜P11の駐車場があります。

アクセス情報

電車で行く場合

  • 日比谷線「六本木駅」から1C出口にて直結
  • 大江戸線「六本木駅」から3出口より徒歩4分、「麻布十番駅」から7出口より徒歩5分
  • 千代田線「乃木坂駅」から5出口より徒歩10分

車で行く場合

  • 「渋谷」方面より首都高速「渋谷」出口下車 10分
  • 「杉並、新宿」方面より首都高速「外苑」出口下車 15分
  • 「池袋」方面より首都高速「霞が関」出口下車 10分
  • 「目黒、羽田、品川」方面より首都高速「飯倉」出口下車 10分
  • 「上野、千葉、芝公園」方面より首都高速「芝公園」出口下車 10分

バスで行く場合

  • 都バス RH01系統 「六本木ヒルズ」、「六本木けやき坂」
  • 都バス 都01系統 「六本木駅前」、「EXシアター六本木前」
  • 都バス 渋88系統 「六本木駅前」、「EXシアター六本木前」
  • 都バス 反96系統 「六本木駅前」、「六本木ヒルズ」

よくある質問Q&A

大きな車はどこの駐車場を利用できますか?

P2自走式駐車場(高さ制限2.2m)またはP10自走式駐車場(高さ制限2.3m)を利用できます。

車イスを借りることができますか?

六本木ヒルズを利用する場合は、P1、P5、P9駐車場が利用できます。また、インフォメーションにて車イスの貸し出しも行っているので、希望する場合はP1、P5、P9駐車場係員またはインフォメーションへ問い合わせてみてください。

観光バス用の駐車場はありますか?

ありません。

六本木ヒルズにはタクシー乗り場がありますか?

森タワー1Fにタクシー乗車場があります。平日8:00〜24:00と土日祝11:00〜21:00の間は、日本交通のディスパッチャーがタクシーの呼び出しを行っています。
日本交通フリーダイヤル(TEL:03-5755-2151)

車寄せA、車寄せB、車寄せCの違いは何ですか?

下記の通りです。
・車寄せA:観光バス乗降場
・車寄せB:タクシー等の降車場とバス停
・車寄せC:オフィス車寄せ

ペット同伴の場合、駐車場の制限はありますか?

車でペットを連れている方は、P1(機械式)またはP10(自走式)を利用してください。P1(機械式)では「ペットをお連れのお客様待合室」を利用できます。 大・中型のペット連れの方は、そちらで出庫待ちをしましょう。

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