日本橋髙島屋S.C.とは?
日本橋で老舗の大型百貨店といえば、「日本橋髙島屋S.C.」です。優雅で魅力的な館内は、バラの花がイメージフラワーとして採用されているのも納得の雰囲気。店舗の名前にある「S.C.」は、ショッピングセンターを意味します。「はしご高(髙)」を用いた「日本橋髙島屋」のロゴを見かける方も多いかもしれませんが、「日本橋高島屋」と表記されることも珍しくありません。
髙島屋の歴史は、1831年に京都から始まります。初代の飯田新七が古着・木綿商の「たかしまや」を創業し、1890年に「たかしまや東京出張所」ができてから、この日本橋と髙島屋の歴史は今まで継続しています。
1933年に建設された本館は、国の重要文化財にも指定される重要な建造物。大阪店が本店とされているものの、2012年に日本橋髙島屋の店舗名が東京店から日本橋店に変更してからは、関東や近畿を中心に広がる「フラッグシップストア」として、髙島屋を象徴する代表的な施設として位置づけられています。
2018年9月には、新館と本館ガレリアがオープン。「日本橋髙島屋 S.C.」として開業してからは、本館の日本橋髙島屋と新館、東館、時計専門館である「タカシマヤ ウオッチメゾン 東京・日本橋」をまとめて「日本橋髙島屋 S.C.」と呼んでいます。各館や店舗によって営業時間は異なるので、訪れる際は詳細をチェックしておきましょう。
見どころ
高級感のあるデパ地下とトレンドのグルメ
新館の地下や1階には、一般的なデパ地下のイメージとはやや異なる食料品売り場が位置します。スタイリッシュで洗練されたショップが展開するイートインコーナーに、食卓を彩るおかずやお弁当、ベーカリーなどが豊富です。手土産をお探しの方は、地下通路から本館の地下1階へ訪れると和菓子や洋菓子などのスイーツが手に入るのでぜひ足を運んでみてください。
新館1階には、代々木八幡にある人気ベーカリー「365日」から派生した「365日と日本橋」が営業しています。サクサクとした食感のチョコレートにショコラガナッシュが組み合わさった「クロッカン ショコラ」など、「365日」が話題を集めるきっかけとなった人気商品が販売。さらに、日本橋高島屋でしか手に入らない素材にこだわる限定商品も手に入ります。
ヘルシーなグルメが気になる方にぴったりな限定メニューや、購入後すぐに味わえるイートインスペースもあるので、目的やシーンに合わせて商品を選んだり、お店を利用したりするのが良いでしょう。
「365日と日本橋」のほかには、お粥専門店の「CAYU des ROIS」や都会的なカフェ「ディーン&デルーカ カフェ」、誰もが知っている「スターバックス コーヒー」などが営業しており、カフェ探しに困ることがないのが新館の魅力です。
モーニングやランチでイートインを利用したり、翌日朝の食事用にテイクアウトしたりするのに便利で、またオフィス街の立地ということもあり平日の早い時間から営業しているお店が多いのもポイントです。
ジャンル豊富なファッションブランド
本館は、2階が特選衣料雑貨、3階と4階が婦人服、5階が子ども服、6階が紳士服のフロア構成になっています。新館は2〜5階にファッション関連のショップが集まっていますが、レディスとメンズであまり分けられていないのが特徴です。性別でフロアが分かれていないのは、老舗の百貨店としては少し珍しく感じるかもしれません。
新館2階の人気店として、メンズ・ウィメンズの両方から支持される「TOMORROWLAND」があります。ハウスブランドであるTOMORROWLANDのほか、国内・国外問わずさまざまなブランドが集結。広い空間のためゆったりとショッピングを楽しむことができ、普段はあまり百貨店のファッションブランドに興味がないという方でも楽しめるスポットとなっています。
本館の向かいには、時計好きやコレクター必見の「タカシマヤ ウオッチメゾン」が位置します。フロアが2つに分かれた時計専門館で、広々とした空間でお気に入りの時計探しに集中できます。世界でも名だたる有名ブランドのほか、ほかでは手に入らない希少な商品が見つかるのがうれしいポイント。さらに、専門スタッフの丁寧な接客や充実のアフターサービスなど、ショッピングを通して贅沢なひとときを過ごせるのが魅力です。
おしゃれで便利なライフスタイル雑貨
新館5階では、「バング&オルフセン 日本橋」が営業しています。デンマーク発祥のオーディオビジュアルブランドで、北欧らしい落ち着く家の空間を演出するスピーカーやテレビが手に入ります。
ワイヤレススピーカーも販売されており、そのスタイリッシュなデザインには驚くほど。実用的なだけでなくインテリアにも最適で、家に置いておくだけで癒やされる商品の数々からは、家での温かな生活を大切にする北欧らしさを感じられます。
また、新館1階には生活雑貨を手がける「中川政七商店」が営業中です。300年にのぼる歴史を持つ老舗店で、暮らしに関する道具や季節の調度品、染織を活かした服など、日本の工芸を活用した道具が約2,500点販売されています。
自宅用やプレゼント用に花を探す方も、日本橋髙島屋へ訪れてみると良い出会いがあるかもしれません。本館1階のガレリア側入口横には「日比谷花壇」があり、さまざまなサイズの観葉植物や花鉢、プリザーブドフラワーが並びます。店の前を通るだけでも、素敵な色合いがわくわくとした楽しい気持ちにさせてくれます。
さらに本館1階南口からすぐの場所には、「ローズギャラリー」というバラ専門のセレクトショップが営業中。生花やプリザーブドフラワーになっているバラなど、ここでは美しい花を調達できます。BOXや花束にアレンジメントされたものはもちろん、一本からでもラッピングしてもらえるので、ちょっとしたギフトをお求めの方はぜひご利用ください。
女性が喜ぶ美容・健康関連のショップ
本館1階で訪れたいのが、「Belle Sympathique(ベルサンパティック)」。髙島屋のオリジナルビューティーショップで、日本橋店と横浜店にあります。日々を忙しく過ごす女性に、ゆったりとした美の時間を与えてくれるスポットです。インナービューティーやヘアケア、スキンケア、美容機器など、幅広い商品を取り扱っています。
運動不足を感じている方は、新館4階の「NEUTRALWORKS.」へ訪れてみてはいかがでしょうか。日々の食を健康面からサポートするNEUTRALWORKS. STANDと、身体のコンディションを整えるためのNEUTRALWORKS. ROOMSがあり、決まった時間に健康チェックをするのが難しい方におすすめです。
身体のメンテナンスを怠りがちなオフィスワーカーの疲労感や身体のだるさ・不調を取り除いてくれるパーソナルストレッチ、身体の状態のチェック、低酸素状態にコントロールされた室内での徹底したトレーニングプログラムなど、身体の調子を整えるサービスが充実しています。
施設情報
日本橋髙島屋S.C.
【営業時間】
- 本館(日本橋高島屋)・タカシマヤ ウオッチメゾン:10:30〜19:30
- 新館:10:30〜20:00
- 東館(ポケモンセンタートウキョーDX&ポケモンカフェ):10:30〜21:00(カフェは22:00まで)
※一部店舗により異なる
【住所】
- 本館:東京都中央区日本橋2-4-1
- 新館:東京都中央区日本橋 2-5-1
- 東館:東京都中央区日本橋 2-11-2
- タカシマヤ ウオッチメゾン:東京都中央区日本橋 3-1-8
【TEL】03-3211-4111
【問い合わせ先】公式ホームページはこちら
アクセス情報
電車で行く場合
- JR線「東京駅」八重洲北口から徒歩約5分
- 東京メトロ 銀座線・東西線「日本橋駅」B4出口から直結
- 都営地下鉄 浅草線「日本橋駅」からB4出口へ徒歩約4分
よくある質問Q&A
- 駐車場の割引サービスなどはありますか?
-
お買い上げ金額によって駐車料金の無料サービスを受けることができ、またタカシマヤカード《ゴールド》・タカシマヤプラチナデビットカード・タカシマヤゴールドカード会員の方は5時間まで無料となっています。
- [直営] 日本橋高島屋S.C.新館駐車場
【営業時間】10:00〜23:00
【利用料金】250円/30分 - [直営] 日本橋高島屋S.C.東館駐車場
【営業時間】10:00〜23:00
【利用料金】250円/30分 - [提携] 兜町駐車場 (首都高速線高架下)
【利用料金】250円/30分 - [提携] 日本橋駐車場(昭和通り地下)
【利用料金】200円/30分 - [提携] 日本橋プラザビル駐車場
【利用料金】250円/30分 - [提携] 宝町駐車場(昭和通り地下)
【利用料金】200円/30分 - [提携] 新京橋駐車場(昭和通り地下)
【利用料金】200円/30分
- [直営] 日本橋高島屋S.C.新館駐車場
- Wi-Fiは利用できますか?
-
日本橋高島屋S.C.では、「NihonbashiSC-Free_Wi-Fi」というフリーWi-Fiを誰でも利用できます。メールアドレスを登録することで認証・利用でき、1回60分間まで接続可能です。※回数の制限はありません