【国立科学博物館】1日たっぷり楽しめる!迫力ある恐竜や最新の宇宙技術まで人気の見どころを解説

目次

国立科学博物館とは?

科博(かはく)と呼ばれている「国立科学博物館」は、日本最大級の総合科学博物館です。1877(明治10)年に創立され、日本で最も歴史のある博物館の一つでもあります。

国立科学博物館は、アジアの科学系博物館の中核施設です。活動の1つである「展示・学習支援」として、都内・上野の「日本館」と「地球館」、白金台の「自然教育園」、茨城県筑波の「実験植物園」、主に3つの地区で、貴重な展示を見ることが可能です。

今回は、そのうちの上野地区をご紹介します。東京都台東区の「上野公園」には、「日本列島の自然と私たち」をテーマとする「日本館」と、「地球生命史と人類」をテーマとする「地球館」があります。

日本館は、重要文化財の美しい建物の中で、日本列島の成り立ちや、日本人と自然の歴史などについて学ぶことができます。「フタバスズキリュウ」の骨格や、「秋田犬」の剥製などが展示されています。

地球館では、地球環境の変動や、そこに生きてきた生きものたち、そして人類の道のりなどを学ぶことができます。2015年にリニューアルされたため、最先端の科学的知見をふまえた内容となっています。

常設展示だけでなく、様々な企画展や特別展も開催されています。他にも、360度全てから音と映像に包まれる世界初の「シアター36○」や、小学生から大人まで楽しめるワークショップなどがあります。コンテンツがたくさんあるので、事前に開催日時などを確認の上、訪れるのがオススメです。

見どころ

日本館

地下1階から地上3階まである「日本館」では、日本列島の誕生から、変化してきた自然環境、そこで育ってきた生きものたち、日本人の文化や生み出してきた技術、道具、作品などが展示されています。

日本館は、ネオ・ルネサンス様式を基調としている、シックで重厚な造りの建物です。当時の科学技術の象徴である飛行機型のデザインになっていて、国の重要文化財に指定されています。1階の中央ホールの天井や、階段の近くなど、様々なところに、美しいステンドグラスを見つけることができます。展示だけでなく、貴重な建物にも注目です。

日本館1階では、時計や天球儀など、当時の道具や作品の展示を通して、科学技術の発展を知ることができます。日本初の本格的な天体望遠鏡「トロートン天体望遠鏡」が見ることができます。また、企画展示が行なわれるのがこの1階です。

2階では、4万年前から日本列島を生きてきた人々の生活や暮らし、動植物について展示されています。いろんな時代の人間の復元像があり、生活様式や服装、身長などの変化を発見できます。人気の「忠犬ハチ公」の剥製もあります。

3階では、日本列島の地形的にも気候的にも複雑な自然環境や生きものたちについて学ぶことができます。この階の見どころはなんといっても、「フタバスズキリュウ」の全身の復元骨格です。アンモナイトコレクションなどと合わせて、恐竜のいた世界を感じられます。

地球館

地下3階から地上3階まである「地球館」は、子どもから大人まで楽しめる、最先端の科学技術を用いた体験型の展示が魅力です。138 億年の続く宇宙の歴史や生命の不思議などの、見るだけにとどまらない学びを満喫できます。

まずは、1階の「地球史ナビゲーター」で、地球館の展示全体を見てみましょう。ここで自分の興味のある展示に目処をつければ、効率よく館内を巡ることが可能です。また、この1階では、生きものはなぜ多様なのか知ることができます。ジャイアントパンダの剥製もありますよ。

2階では、江戸時代から現代までの科学技術について、体感しながら学べます。例えば、震源を予想するというゲーム感覚の展示などがあります。
※現在は、「航空技術の発展」コーナーは見られません。

3階には、絶滅してしまった「ニホンオオカミ」や、上野動物園で飼育されていたジャイアントパンダ「フェイフェイ」と「トントン」など、動物の剥製がたくさんあります。他に、お子さんと一緒に遊べる展示スペース「親と子のたんけんひろば コンパス」もあります。

地下1階では、謎多き恐竜たちについての展示が行なわれています。迫力ある「ティラノサウルス」や「トリケラトプス」の全身骨格に出会うことができます。特別展示室(別料金)もあります。

地下2階では、約40億年前に誕生した生命の歴史を知ることができます。ここには、宙吊りにされている大きな復元骨格「バシロサウルス」がいます。恐竜のようにみえますが、クジラの仲間だそうです。

地下3階は、不思議に満ちあふれた宇宙についての展示がされています。アポロ11号と17号が採集した月の石を見ることができますよ。

屋上には、「スカイデッキ」と「ハーブガーデン」があり、鑑賞の合間に開放的な空間でくつろぐことができます。

親と子のたんけんひろば「コンパス」

親と子のたんけんひろば「コンパス」は、遊びながら、科学的な知識や考える力、そして親子のコミュニケーションを育てる展示室です。一緒に制作するなどの「共同」、体験を一緒に振り返るなどの「共有」、身体的補助をするなどの「接触」などのコミュニケーションができる展示構成となっています。

4歳から6歳までの子ども向けの施設ですが、0歳から12歳までの子どもが利用できます。入室時間は決まっていて、定員60名の完全入れ替え制、1日6回、各回45分間となっています。13時からと、14時からの回のみ、スタッフによるワークショップが開催されています。

入室には、全員分の整理券が必要です。整理券の入手方法は、平日とそれ以外の日で異なります。平日は、館内で当日発券で、料金は無料です。土・日・祝・休日は、ローソンチケットでの事前購入となります。

子どもと保護者は、合わせて最大6名まで入室できます。その際、保護者を少なくとも1名以上含める必要があります。

※現在は、新型コロナウイルス感染拡大防止のため、閉室中。

シアター36O

「シアター36O(サン・ロク・マル)」は、独特の浮遊感やスピード感が味わえる、全球型映像施設で、日本館の地下1階にあります。シアターであるドームの大きさは、地球の100万分の1の直径12.8mで、内側が全てスクリーンになっています。ドームの中に架けられた橋の上に立ちながら、360度全ての方向から映し出される映像を鑑賞できます。

上映されるのは、7本のオリジナル映像です。日本列島に人が辿り着くまでの大航海や、深海の様子、宇宙や太陽の誕生など、個性豊かな興味深い世界を特別なシアターで体感できます。上映する映像は、月ごとに変わります。詳しい情報スケジュールは、公式ホームページで確認できます。

1回の上映時間は約6分で、最初の上映が9時30分、最後の上映が16時30分となっています。常設展の入館料のみで利用できます。各回の定員は20名で、先着順、入替制です。

美しいオリジナル映像、スピード感、浮遊感などによる、珍しい映像体験ができます。しかし、気分が悪くなる可能性もあるので、体調が優れない方などは、注意が必要です。

ミュージアムショップ

国立科学博物館を訪れた記念や、大切な人へのお土産を買うなら、「国立科学博物館ミュージアムショップ」へ行きましょう。ティラノサウルスなどの恐竜グッズや忠犬ハチ公のグッズなどが取り揃えられています。また、普段使いできる文房具や食器類、愛らしいぬいぐるみなどもあります。

オリジナルグッズとして、科学を勉強するのにピッタリな「フィールドノート」や、遊びながら科学について学べる「かはくトランプ」などがあります。日本館、地球館、それぞれのガイドブックや、国立科学博物館が隔月で発行している情報誌「milsil(ミルシル)」も購入可能です。

他には、科学の実験キットや、本格的な理科の実験器具も販売しています。子どもの自由研究はもちろん、大人も楽しめる内容になっていますよ。博物館から帰ってからも、自宅で科学を探求してみるのもよさそうです。なお、ミュージアムショップのみ利用の場合も、オンラインの入館予約が必要です。

国立科学博物館の施設情報

基本情報

【所在地】
東京都台東区上野公園 7-20

【開館時間】
通常:9:00〜17:00(入館は16:30まで)
金曜日・土曜日:9:00〜20:00(入館は19:30まで)

【休館日】
毎週月曜日(月曜日が祝日の場合は火曜日)・年末年始(12月28日 〜 1月1日)
※特別展開催中は、休館日が変更になる場合があります。

【常設展示の入館料】
一般・大学生:630円
18歳未満または65歳以上:無料
※20名以上の団体は、一般・大学生:510円
※18歳未満には、満18歳に達する日以降の最初の3月31日までを含みます。
※特別展は展示により料金が異なります。

【親と子のたんけんひろば「コンパス」の入室整理券】
平日:発券方法は、館内での当日発券のみ。料金は無料。
土・日・祝・休日:発券方法は、ローソンチケットでの事前購入・発券のみ。料金は一人につき200円。

国立科学博物館公式サイト:https://www.kahaku.go.jp/index.php

アクセス情報

【電車で行く場合】

  • JR「上野駅」公園口から徒歩約5分
  • 東京メトロ銀座線・日比谷線「上野駅」7番出口から徒歩約10分
  • 京成線「京成上野駅」正面口から徒歩約10分

【車で行く場合】

  • 国立科学博物館利用者専用の駐車場、駐輪場はありません。
    近くの駐車場として、「Parking in 上野駅前(上野駅公園口)」や、「京成上野駅駐車場」、「上野パーキングセンター」などがあります。

よくある質問

展示をより楽しむためのガイドは利用可能ですか?

ガイドとして、多言語展示解説支援システム「かはく HANDY GUIDE」があります。これは、スマートフォンなどのモバイル端末を使用して、館内の一部エリアで、展示の解説などを見ることができるサービスです。無料で利用できます。日本語、英語、中国語、韓国語に対応しています。音声はありません。

「音声ガイド」と「かはくナビ」というガイドサービスもありますが、現在は感染症予防のため休止中です。

ミュージアムショップだけに行くことはできますか?

可能です。入館には、オンラインの予約が必要です。そして訪れた際、総合案内で30分間利用できる「ミュージアムショップ利用券」をもらいます。ミュージアムショップの通信販売もありますよ。

ミュージアムショップ公式サイト:https://www.kahaku.go.jp/userguide/access/shop/index.html

日本館や地球館にはそれぞれ休憩できるところはありますか?

日本館では、地下1階の「ラウンジ」や、その中にあるカフェ 「くじらカフェ」などで休憩することができます。地球館では、2階のレストラン 「ムーセイオン」や、「屋上のハーブガーデン」などで一息つくことが可能です。

常設展を見るために必要な時間はどれくらいですか?

地下1階~地上3階の日本館と、地下3階~地上3階の地球館は、とても広いです。全て丁寧に見学すると、3時間以上は必要となります。自身の興味に合わせて、あらかじめ目処をつけて見て回るのがオススメです。公式ホームページには、オススメコースが紹介されているので、そちらを参考にするのもいいでしょう。

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