エキスポシティとは?
大阪府吹田市の万博記念公園内にある「EXIPOCITY(エキスポシティ)」は、約172,000平方メートルの広大な敷地を有する国内最大規模の大型複合施設です。8つの大型エンターテイメント施設に加えて、300を超えるショップが営業する「ららぽーとエキスポシティ」で構成されています。
「遊ぶ、学ぶ、見つける楽しさをひとつに」をテーマに掲げて、映画館やミュージアム、さらに教育とエンターテイメント施設が組み合わされたエデュテイメント施設などがあります。また「ららぽーとエキスポシティ」は三井不動産株式会社が手がけており、エンタメ性の高い飲食店や珍しい体験型ショップなどもあり、非日常的な時間を楽しめます。
もともとこの場所には、万博記念公園に付帯していた「エキスポランド」という遊園地が建っていました。大阪万博のアミューズメントゾーンとして1970年に活用され、万博が閉幕してから1972年3月に営業を再開しましたが、残念ながら2009年には閉園。その後、三井不動産が跡地の開発に立候補し、現在のエキスポシティが誕生しました。
この「エキスポシティ」という名前は、日本のみならず海外でも注目を集めた大阪万博に由来したもの。1970年に「人類の進歩と調和」をテーマに掲げて開催された「EXPO’70」は、アジアで初の日本万国博覧会として大盛況でした。
ショッピングとエンターテイメントが組み合わさることにより、万博が開催された重要な場所に「新たなコミュニティー」を創出し、50年前のあの賑わいを呼び起こす「エキスポシティ」。
国内外どこにも展開していないエンターテイメント施設もあり、地元民と観光客の両方から親しまれています。イベントの開催やリニューアルで話題が絶えない、まさに大阪のランドマークと言っても過言ではありません。
見どころ
国内初のショップや珍しいコンセプトショップ
エキスポシティ内の「ららぽーとEXPOCITY」は、年代問わず楽しめる幅広いジャンルのショップが揃う大型商業施設です。日本初や関西初の店舗もあり、大阪を代表するファッションの流行発信地としての機能も果たします。
たとえばアメリカで生まれたカジュアルファッションブランドの「Abercrombie & Fitch」や姉妹ブランドの「Hollister」、Ron Hermanのコンセプトストア「RHC」などが営業しています。異国情緒あふれるスタイリッシュな店内は、まるでアメリカの西海岸にいるようです。
「RHC」の2階では「RHC cafe」が営業しており、開放的な店内でランチやカフェのひとときを過ごせます。海と緑のゆったりとした空気が流れる店内と、SNS映えするおしゃれなメニューは女性を中心に人気です。
そのほか、子どもや大人、外国人観光客など、幅広い層がハマるキャラクターゾーンも見逃せません。「KIDDY LAND」のような東京で根強い人気を誇るバラエティショップのほか、ジブリやサンリオのキャラクターグッズも販売中。買い物に疲れたお子さんも、愛らしいキャラクターのグッズを見れば笑顔になること間違いありません。
ららぽーとエキスポシティへ入る際、入口で見逃せないのがラボのような少し変わった空間。関東を中心に全国へ展開する「ロフト」は、20〜30代の女性を中心に支持を集めるライフスタイルショップです。コンセプトは「暮らしの雑貨館」で、世代を問わず誰もが快適に自分らしく過ごすためのアイテムや情報が手に入ります。
店内には多様な体験やアイデアが集まった「ロフトラボ」もあり、家族や友達同士と一緒に「学ぶ・楽しむ体験」のワークショップを通してユニークな体験に参加できます。
ららぽーとエキスポシティ
【営業時間】
ショップ :10:00〜21:00
フードコート「Food Pavilion」:10:00〜21:00
レストラン街「EXPO KITCHEN」:11:00〜22:00
バリエーションが充実したグルメコーナー
ららぽーとは「食」によるエンタメも見どころで、多様なジャンルの飲食店を目的に合わせて選ぶことが可能です。たとえば「フードパビリオン」は、エキスポシティ3階に位置するグリーンサイドエリアにあるフードコート。
ハイクオリティなメニューを気軽に楽しむことができ、数々の飲食店がずらりと並ぶ光景は圧巻です。席数も豊富で、窓の外には万博公園が広がっているのも魅力です。
さらに、外部レストラン棟には「EXPO KITCHEN(エキスポキッチン)」があり、ケンタッキーフライドチキンの食べ放題といった少し珍しいお店をはじめとして、子どもから大人まで満足できるお店が展開しています。
「万博食堂」では、1970年の「EXPO’70」で大人気だった日本の料理や多国籍料理を味わうことも。アメリカが発祥のTボーンステーキに、ロシアの郷土料理であるボルシチなどさまざまな世界料理があるので、ここでは世界中から人が集まった「万博」へ思いを馳せてみてはいかがでしょうか。
生き物の生態を学べるミュージアム「ニフレル」
「ニフレル」は、大阪の大規模水族館として有名な「海遊館」が手がける「生きているミュージアム」。3階建ての館内には、「いろ」「うごき」「つながり」など合計8つのゾーンが存在します。
それぞれのゾーンには生き物が展示されていますが、生き物の種類ではなく特徴で分別しているのが特徴です。展示のなかには、実際に触ることできるコーナーもあります。まるでアートのように生き物を鑑賞できる「ニフレル」では、楽しみながら生き物たちの世界観に触れられます。
「うごきにふれる」は、ニフレルで最も人気を集めるゾーン。鳥やワオキツネザル、フクロウなど、おりの無い空間で動物たちが自由に動いている姿を眺められます。動物に直接触ることは禁止されていますが、一般的な動物園と比べると動物を間近に感じられる貴重な体験が可能です。
さらに施設内のカフェでは、動物たちを鑑賞しながらピクニックのように食事ができます。カレーやホットドックなどの定番メニューのほか、変わり種グルメとして「食べる水」が人気です。食を通して「液体にふれる」を楽しめるグルメで、ニフレルでしか味わえないオリジナル商品となっています。ぷるぷるな丸い物体の味と食感を、ぜひ堪能してみてください。
【営業時間】9:30~19:00または9:00~20:00
※最終⼊館は閉館の1時間前まで
※季節によって営業時間が変わります。
【休館日】年中無休(※設備定期点検のため年に1回の臨時休業あり)
【料金】
- 大人(高校生/16歳以上):2,000円
- こども(小・中学生):1,000円
- 幼児(3才以上):600円
【駐車場】
- EXPOCITY駐車場(4,100台)
※駐車料金のサービスは、ニフレルへの入館で2時間無料になります。
【問い合わせ先】
日本最大級の大観覧車「レッドホースオオサカホイール」
大阪の万博記念公園近くにあり、一際目を惹く大観覧車のレッドホースオオサカホイール。高さ123mの大規模な大観覧車は日本最大級で、世界でもトップクラスの大きさ。また、世界初「免震構造」を活用した観覧車としても知られ、国土交通大臣による認定を受けた圧倒的な安心感を誇ります。
床まで透けたシースルー構造がポイントで、大阪の街を一望しながら123mの高さを身体ごと体感可能です。左右上下どこを見ても透けていて、空中にふわふわと浮上している気分を堪能できます。高い場所が苦手な方でも安心できるようにと、足元へ敷くマットがあるのもうれしいポイント。
白色を基調としたシンプルなデザインの観覧車ですが、夜になるとLED照明による美しいライトアップも満喫できます。イベントや季節、タイアップ企画などによってライトアップの種類も変わるので、ぜひチェックしてみてください。
【営業時間】
- 10:00〜22:00(チケット購入最終時間21:40)
※混雑状況によっては最終時間が早まることもあり
【定休日】
エキスポシティの休業日に準ずる
※年に数日、設備点検等で休業する可能性あり
【料金】
- 当日チケット:1,000円(税込)/1名
- ファスト10チケット:1,500円(税込)/1名
- VIPチケット:8,000円(税込)/1ゴンドラ(定員4名)
※3歳以下は無料
【駐車場】
エキスポシティ駐車場
※平日・土曜は2時間まで無料
※日曜は2,000円以上のお買い上げで1時間無料
【問い合わせ先】
ヤバすぎスポーツを体験できる「VS PARK」
家族や友人たちと最新式の「ヤバすぎスポーツ」を体験できる、日本で最初のエンターテイメント施設「VS PARK」。超短距離走に本気で挑んで楽しむ「ニゲキル」などのデジタルアクティビティや、スポーツに独自要素を加えて遊びながらチュ汚染できるエキストラスポーツなど、アトラクションの内容は多岐にわたります。今話題の注目スポーツも用意されているので、どんなアクティビティがあるのかぜひチェックしてみてください。
特に人気を集めているのが、世界で初めてとなる猛獣逃げ切り超短距離走のアクティビティ「ニゲキル」です。館内を入って最初に目に入る場所にあり、大型スクリーンでチーターやティラノサウルス、バイソンなどの猛獣たちと10m走で勝負します。
背後から猛スピードでやってくる猛獣の姿は、臨場感がありドキドキしてしまうもの。車ほどの時速で追いかけてくる猛獣もいますが、10mの超短距離なら勝てるかもしれませんね。そのほか、バラエティ番組の出演者気分を体験できるアトラクションなど面白いアトラクションが豊富にあります。
【営業時間】
平日 :10:00〜20:00
土日祝:10:00〜21:00
【定休日】
エキスポシティの休館日に準ずる
【料金】
一般:2,800円(2時間)
学生(大学・専門・高校・中学):2,200円(2時間)
小学生:1,700円(2時間)
※価格は全て税込
【駐車場】
エキスポシティ駐車場
※施設利用で2時間無料
【問い合わせ先】
最新式の機材を使った大迫力の映画体験
11スクリーンを持つ「109シネマズ大阪エキスポシティ」では、注目の映画が毎日上映されています。世界でも最新の映画体験ができる「IMAX(R)」があるメインシアターのスクリーンは、とにかく高さがあるのが見どころ。ビル6階建にも相当する高さ18m超、そして26m超の幅は日本最大の巨大スクリーンです。綺麗で鮮明な映像が映し出される高解像度のプロジェクターにより、まさに映画の中にいるような気分を味わえます。
座席が動いたり、匂いや水しぶきを感じられたり、風が吹いたりなどの特殊効果を用いた「4DX」もここで体験できます。ただ座って映画を鑑賞するのではなく、アトラクションのような臨場感を味わいたい方はぜひ足を運んでみてください。
【上映スケジュール】
公式サイトをご確認ください
【料金】
公式サイトをご確認ください
施設情報
【営業時間】各施設によって異なる
【定休日】不定休(年に数回)
【料金】各施設によって異なる
【住所】大阪府 吹田市千里万博公園2-1
【TEL】06-6170-5590(10:00〜18:00)
【公式サイト】https://www.expocity-mf.com/expo/
駐車場情報
エキスポシティには、A・B・Cの3つのエリアに分かれた駐車場があります。それぞれの駐車場は、ショッピングフロアからの連絡口の階層が異なっています。
エキスポシティ駐車場
アクセス情報
電車で行く場合
- 大阪モノレール「万博公園駅」徒歩約2分
車で行く場合
公式サイトをご確認ください
よくある質問Q&A
- 一日ですべて施設をまわれますか?
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一日ではまわれないほどエンターテイメント施設やショッピング施設が充実しています。そのためどの施設に足を運ぶのか、事前に予定を立てておくと安心です。
- ベビーカーは借りられますか?
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ららぽーとエキスポシティ内の各所で貸し出しています。コインリターン式となっているため、100円硬貨をご用意ください。
- 駅からの道はわかりにくいですか?
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大阪モノレール万博公園駅の改札を出た後、左に進むとすぐにエキスポシティに辿り着きます。道なりに進むだけなので、わかりやすいです。