【光化門エリア】歴史を感じながら観光しよう!景福宮の門「光化門」とその周辺エリアをご紹介

目次

光化門(クァンファムン)ってどこのこと?

光化門は朝鮮王朝最初の王宮、景福宮(キョンボックン)の南門にあたり、国王が頻繁に出入りしていた宮城の正門でもあります。

長い歴史の中で消失と再建を繰り返しましたが、2006年により原型に近いかたちで復元させようと、約3年8ヶ月の時をかけて復元工事を実施。2010年に今の姿となりました。

現在の光化門は、門の前で韓国伝統の宮中文化再現行事「王宮守門将交代儀式」を観覧できることもあり、多くの観光客が足を運ぶスポットになっています。

王宮守門将交代儀式とは、朝鮮王朝時代の王宮で門の開閉や巡回業務を担っていた「守門軍(スムングン)」の儀式を再現した行事です。景福宮を観光する際は、光化門の前に行って伝統儀式も見てみましょう。※火曜日を除く1日2回、毎日開催

光化門のみどころ

実は広大な光化門エリア

光化門は景福宮の正門のことですが、「光化門エリア」としてまとめられている場所は実はとても広大。光化門〜市庁(シチョン)方面へと続く大道「世宗路(セジョンノ)」の中央にある広場も「光化門広場(クァンファムンクァンジャン)」という名前が付けられています。観光でよく言われる光化門は、この広場や道路を含めたエリアを指している場合が多いです

なお、最近では光化門エリア一帯で体験型アート・デジタルイベントの総称「光化時代(クァンファシデ)」が開催されています。3D技術を利用した掲示板や、デジタルメディアアートが観覧できる美術館など、アートと共に歴史を学べるスポットがたくさんです。光化門を訪れた際は、ぜひ一緒に立ち寄ってみてください。

歴史を感じながら光化門広場を散策する

景福宮を観光して光化門を見た後は、市庁(シチョン)駅まで歩いてみるのも良いでしょう

途中で見えてくる光化門広場には、豊臣秀吉軍が朝鮮半島に攻め込んだ際に大活躍を繰り広げた朝鮮の名将李舜臣(イ・スンシン)将軍や、“ハングル”を創り出した世宗(セジョン)大王の銅像も。また、この広場には噴水や地下と地上を結ぶ道がつくられており、今では市民の憩いの場にもなっています。

ご飯を食べられる場所も豊富

光化門Dタワー
光化門Dタワー

光化門エリアはオフィス街でもあるため、レストランや食堂の選択肢も豊富あります。

特に観光客には、光化門DタワーSFCモール(ソウルファイナンスセンター)がおすすめ!韓国料理はもちろん、都会らしいお洒落なカフェや、ベトナム料理、中華料理など、韓国料理以外も楽しめるお店がたくさんです。光化門エリアの観光前後にお手頃な価格でランチやディナーを食べたい方は、ぜひ訪れてみてくださいね。

アクセス

最寄り駅:地下鉄5号線 光化門(クァンファムン)駅
アクセス方法:光化門までは光化門駅9番出口徒歩約5分、光化門広場は2番出口を出てすぐ

よくある質問

光化門がライトアップされるのはいつ?

光化門がより美しく観覧できる時期が、景福宮の夜間ライトアップ。毎年季節ごとに開催される夜間拝観は、昼間とはまた違った幻想的な光化門を観覧できます。なお、夜間拝観は観光客も観覧可能ですが、人気イベントのため人数が制限されています。事前に予約できる方は予約を、当日券を購入される方はなるべく早く並びましょう。

  • 当日券 1日300枚 18:40頃〜販売(外国人および満65歳以上の高齢者のみ)
  • インターネット事前予約 1日1,000枚
    ※1名あたり最大2枚まで購入可
    ※インターネット事前予約は当日予約不可
    ※新型コロナウイルス感染防止により変更になる場合があります

ちなみに、「韓服」を来ていくと入場無料になる特典も。チマなどをレンタルする予定がある方は、韓服を着たまま一緒に訪れてみてくださいね。

光化門に向かう際の注意点は?

歴史散策ができる光化門エリアは、デモが行われる中心地でもあります。そのため、観光で訪れる際は事前の情報収集が必須。「在韓国日本大使館のホームページ」にて最新情報がチェックできるので、旅行の際は必ず確認していきましょう。情勢が安定していない時は近寄らないなど、リスクを減らすための対策をして安全に気をつけて観光しましょう。

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