1960年に開店した喫茶店。
創業当時から守られ続けた雰囲気と味わいが昔懐かしく、地元神戸の人も長年愛する純喫茶です。
2階建ての店内は全席禁煙。タバコの香りが苦手な方でも安心しておいしい時間が過ごせます。
朝8時〜夜19時まで営業されているので、モーニング・ランチ・カフェ・ブランチと、どの時間帯でも楽しめるのが元町サントスの魅力。通常のグランドメニューに加えて、朝は500円でサンドイッチ+珈琲のモーニングセットが用意されていたり、お昼は600円でサービスランチが食べられたりします。
神戸を代表する観光地「南京町」や「ハーバーランド」へも徒歩圏内なので、旅行の朝ごはんやお茶タイムにいかがですか?
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スタッフ訪問レビュー
2022/06/03
この日はいつもより少し早起きして元町サントスへ。おいしい珈琲とサンドイッチが食べられる「モーニング」を楽しみに訪れました。
元町サントスは神戸を代表する商店街、「元町商店街」のなかにあります。
元町商店街の東入り口(大丸神戸店があるほう)から歩くこと2〜3分。元町サントスの看板が見えてきました!
電車で向かう場合は「元町駅」で下車して、東口から徒歩5分ほどなので駅近です。
ちなみに、三宮駅からアーケードを通ってショッピングを楽しみながら向かう場合は、徒歩20分ほどで到着します。
看板にはサンドイッチが“珊都異知”と旧漢字で書かれていて、その文字からもお店のノスタルジーさが感じられました。
お店は2階建てになっており、全席禁煙です。
「喫茶店は好きだけれど、タバコの匂いがどうしても苦手…」という方でも安心して過ごせます。
店内に入ると、「お好きな席へどうぞ」と店員さんが声をかけてくださいました。この日は朝9時ごろの訪問でしたが、1階はすでに人でいっぱい…!新聞を広げながら珈琲を楽しむ方や、読書しながらサンドイッチを味わっている方の姿が見られました。
ここで初めて元町サントスを訪れる方におすすめしたいのが、2階の窓際席。私がいつも選ぶお気に入りの場所なのですが、商店街を歩く人々が眺められて、神戸らしい雰囲気をたっぷり感じられる座席なんです。
2階へ続く階段はやや急ですが、席に余裕があればぜひ選んでみてくださいね。
もちろん、他の席でも老舗喫茶店の雰囲気を十分に感じられることには変わりありません。
そして早速、席に着いてからモーニングメニューをオーダー。
【モーニング500円 8:00〜11:30】
- 珈琲または紅茶+トースト、ハムエッグ、サラダ、フルーツ
- 珈琲または紅茶+サンドイッチ
迷いに迷った末、私はサンドイッチのセットを選びました。
また、元町サントスは神戸生まれ「萩原珈琲」の直営店とのこと。萩原珈琲は炭火焙煎の老舗なので、その味わいを楽しみたく、飲み物はホット珈琲をお願いしました♪
お店自体の雰囲気や、窓際の席から見える光景だけでなく、珈琲の味わいからも神戸らしさを堪能できるなんて…まさに旅にぴったりな喫茶店です!
ちなみに、元町サントスではモーニングに加えて、朝から通常メニューもオーダーできます。モーニングは限られたメニューのみ、というお店も多いので、豊富なメニューから好きなものを選べるのは嬉しいですね。
街行く人を眺めながら待つこと15分。ついにモーニングセットが到着しました!
淹れたての珈琲の香りに包まれて、朝から幸せ…。
サンドイッチはミニサイズながらも、トマト、きゅうり、ハム、たまごなどと具だくさん。たまごが溢れんばかりにはいったよくある濃厚サンドイッチも良いですが、朝は野菜とのバランスが抜群のあっさりサンドイッチがおいしい。
ふんわりやわらかいサンドイッチと、香ばしい珈琲の相性は最高でした。
これで500円はお得すぎます…!
別日に元町サントスを訪れた際は、鉄板で焼き上げる人気のホットケーキを注文しました。
「外はサクっ、中はふわっ」の食感がこれまたおいしい…。
生地自体は「甘すぎず、重すぎず」といった感じで、バターとメープルシロップたっぷりでいただきました。定番人気である理由がよく分かります。
とにかくメニューが豊富で、朝から晩まで、その時々の気分に合わせて選べる元町サントス。どれを食べてもどこか昔懐かしく、ホットするような味わいでした。
モーニングを食べている頃は商店街のお店もまだシャッターが閉まっていましたが、10時過ぎになるとちらほらオープンし始めていました。だいたいのお店がオープンするのは11時ごろかな?
すぐ近くには神戸の中華街「南京町」もあるので、元町サントスと一緒に観光するのも良いですね。
朝からゆったりとした時間が過ごせた元町サントス。今度はランチやカフェでも訪れてみよっと!