【昌徳宮】ソウルの定番観光スポット!圧倒的な美しさを誇る宮殿「昌徳宮」の見どころをご紹介

目次

昌徳宮(チャンドックン)ってどんなところ?

昌徳宮は韓国を代表する宮殿のひとつで「ユネスコ記憶遺産」にも登録されています。1405年に景福宮(キョンボックン)の離宮として建てられました。自然の多い宮内に佇む昌徳宮は建築が美しいことでも有名で、思わず足を止めて見入ってしまう場所がたくさんあります。

施設内は、チケットがあれば自由に鑑賞できる「一般観覧エリア」と、先着順で専用のチケットが必要な「秘苑(ピオン)エリア」の2つのエリアに分かれています。

敦化門(トンファムン)
敦化門(トンファムン)

一般鑑賞エリアでは、王が日常的な政務を行なっていた「宣政殿(ソンジョンジョン)」や、王と王妃の生活空間であった「煕政堂(ヒジョンダン)」など、貴重な建物を観覧できます。特に昌徳宮の正門にあたる「敦化門(トンファムン)」は、必ず見ておきたいポイント。1592年〜1598に起きた戦争「壬辰倭乱(じんしんわらん)」による焼失を免れた唯一の木造建築です。

一方の秘苑エリアは、宮殿の奥にある美しい庭園を観覧できます。庭園は自然をそのまま活かして造られた王室の休息所であり、韓国で1番美しいとされる庭園です。夏に訪れる際は芙蓉池(プヨンジ)で蓮の花、秋に訪れる際は愛蓮池(エリョンジ)に映る紅葉が楽しめるでしょう。

なお、秘苑エリアは「ツアーに参加した人のみ」観賞できるスペースですので、先着順で専用チケットを購入する必要があります。また一般観覧エリアでも、外国語ツアーが開催されています。日本語でじっくり解説を聞きたい人は参加するといいでしょう。

みどころ

建築の美しさを楽しむ

至る所から建築美が感じられる昌徳宮。まずは一般観覧エリアに入場し、建物をじっくり見てまわりましょう。一般的な王宮と比べて非定型的な造りをした建物には、特有の模様が描かれ、宮殿内の自然と見事な調和を保っています。また、固有の壁画や装飾なども他にはないものです。

そんな建築美が美しい昌徳宮の宮殿内でも、特に正殿である「仁政殿(インジョンジョン)」は別格。壮大な建物の迫力に圧巻されるでしょう。一般観覧エリアはチケットを購入すれば、誰でも自由に観覧できるので、ぜひ訪れてみてくださいね。

王宮の庭園をツアーで楽しむ

一般観覧エリアを楽しんだ後は王宮の庭園、「秘苑エリア」へ。宮殿庭園はどの国でも華美なものが多い のですが、秘苑は美しい自然をそのまま活かし、建築物や樹木、歩道、渓流が自然と一体になるように配置された広大な庭園です。

庭園内には歴代の王が建てた小楼閣がいくつも点在しており、そこで王や王妃が余暇を楽しんだり、勉強をしたりしていたようです。

秘苑エリアは別途チケットの購入が必要で、各回100人限定ツアーでのみの観賞となっています。日本の観光客の方は、原則日本語もしくは英語のツアーに参加しましょう。

【秘苑エリア 外国語無料ツアーの開催時間】
-日本語 13:30
-英語 10:30 / 11:30 / 14:30 / 15:30
※2022年4月26日時点

なお、一般鑑賞エリアもチケット売り場にて受付を行えば、日本語ガイド案内が受けられます(開催時間 11:00〜)。一般鑑賞エリア、秘苑エリアともに日本語ツアーは1日1回なので見逃さないように注意してください。

アクセス

最寄り駅:地下鉄3号線 安国(アングック)駅
アクセス方法:安国駅3番出口より徒歩約5分

よくある質問

拝観料はいくら?

  • 満19~64歳…一般観覧(自由観覧制)3,000ウォン / 一般観覧+秘苑(秘苑はツアー観覧制)8,000ウォン
  • 満7~18歳…一般観覧(自由観覧制)1,500ウォン / 一般観覧+秘苑(秘苑はツアー観覧制)4,000ウォン

ただし、満6歳以下・満65歳以上・韓服着用者は、毎月最終週の水曜は無料になります。
※秘苑のみの観覧は出来ません。

なお、ソウル観光を満喫されたい方には、景福宮・昌徳宮(秘苑含む)・昌慶宮(チャンギョングン)・徳寿宮(トクスグン)・宗廟(チョンミョ)を観覧できるお得な統合観覧券(10,000ウォン)もおすすめです。

所要時間はどのくらい?

所要時間は観覧の仕方にもよりますが、おおよそ1時間~1時間半ほどが目安になるでしょう。

ガイドツアーの所要時間目安は以下の通りです。

  • 「一般観覧エリア 無料日本語ガイドツアー」60分
  • 「秘苑エリア 外国語無料ガイド(日本語)」90分

どちらも日本語での開催は1日1回です。ツアー途中からの参加は不可のため、開始時間の5分前までに受付を済ませましょう。

近くに観光スポットはある?

同じく観光地としても人気の景福宮とは徒歩10分ほどの距離にあります。観光時間に余裕がある方は、韓服を着てセットで訪れるのがおすすめです。

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