韓国ソウルには「仁川(インチョン)空港」と「金浦(ギンポ)空港」の2つの国際空港があります。旅行の計画を立てる際に、どちらの空港を利用するべきか悩む方も多いのではないでしょうか。
仁川空港と金浦空港の間は空港鉄道で約40分かかるため、利用する空港によって旅程の組み立て方が変わってくるでしょう。
そこで今回は、仁川空港と金浦空港それぞれの特徴をまとめてみました!ぜひ旅行を計画する際の参考にしてみたください。
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仁川空港と金浦空港ってどんなところ?
仁川(インチョン)空港は「世界で最高の空港」にも選出された記録をもつ、首都ソウル郊外にあるアジア最大級の空港。ソウル市内から約40分~1時間ほどの場所にあります。空港内にはレストランやカフェ、お土産ショップが充実しており、1日中いても飽きない空港です。
一方、金浦(ギンポ)空港は仁川空港に比べて小さく、ソウル中心地からのアクセスが良好な空港。有名な観光スポットである明洞やホンデからも地下鉄で簡単にアクセスできます。飲食店などは空港内の他に、地下で直結している「ロッテモール」にもあります。
結論:目的によって使い分けが必要
仁川空港と金浦空港はそれぞれに特徴が異なるため、ご自身の旅にあったほうを選択することをおすすめします。
・韓国旅行初心者、空港でも食事やお土産購入を楽しみたい人は「仁川空港」
・韓国旅行に慣れていて、すぐに都心へ出たい人は「金浦空港」
価格やアクセス、施設の充実度について、詳しく紹介していきます。
料金の違い
日本から飛行機を利用して仁川空港へ行く場合の片道料金は約16,000円〜、金浦空港へ行く場合は約21,000円〜。フライト料金だけで比べるとお安いのは仁川空港になります。
しかし、仁川空港は空港鉄道に乗ってソウル市内まで約6000₩〜(片道約50分)、金浦空港の場合はソウル市内まで約2000₩〜(約20分)プラスで必要なことを覚えておきましょう。
ソウル市内へのアクセスの違い
【仁川空港を利用する場合】
・空港鉄道A’REX:急行でソウル駅まで約43分、普通で約59分(約6000₩〜)
・リムジンバス:約70分(約17000₩〜)
仁川空港から空港鉄道を利用してソウル市内へ向かう場合、日本語表記や案内表示がたくさんあるので韓国旅行初心者の方でも安心です。
【金浦空港を利用する場合】
・空港鉄道:普通でソウル駅まで約20分(約2000₩〜)
・タクシー:約40分(約20000₩〜)
金浦空港はコンパクトなつくりで道も多くないため、地下鉄や鉄道までも簡単にアクセスできます。空港から地下に降りて、この長いエスカレーターをひたすら真っ直ぐに進むと駅に到着します。
ソウル市内へは金浦空港のほうが早く到着するため、少しでも早く観光をスタートしたい方には金浦空港がおすすめです。
※上記は主な移動手段です。道路状況により時間は前後します。
空港内の設備の充実度
空港内の雰囲気
仁川空港
仁川空港は韓国最大の空港でとっても広くてきれい。搭乗手続きのゲートも出発ゲートもかなりの数なので、移動には時間がかかります。手荷物検査もいつも行列ができているので余裕をもって移動しましょう。
金浦空港
金浦空港はコンパクトなつくりで、仁川空港に比べるとゲートの数も少なく、出国審査場から駐機場までの距離もそこまで遠くはありません。小さいながらも施設は充実しており、地下通路を使ってロッテマートにもアクセスできます。
飲食店
仁川空港
仁川空港は手荷物検査の前にも後にも、とにかく飲食店が充実しています。4階には韓国料理をはじめ、中華や和食などたくさんのレストランが入店しており、地下にはフードコートもあります。スイーツやカフェも充実していますよ!
金浦空港
仁川空港に比べると飲食店の数は少ないものの、充実のラインナップ。フードコートをはじめ、韓国料理屋さんや大手チェーン店などが入店しています。出国ゲートに入ってしまうと飲食店が少なくなるので、空港でごはんを食べる方は手荷物検査前に済ませておくのが良いでしょう。
金浦空港から徒歩10分ほどのところには大型のショッピングモール「ロッテモール」もあるので、そちらを利用するのも◎飲食店はもちろんのこと、カフェもかなり充実しており、お土産探しにぴったりのマートもあります。
お土産
仁川空港
手荷物検査前にも韓国らしいお土産が購入できる場所がいくつかあります。一般エリアの3階には韓国のお餅や伝統菓子をリーズナブルな価格で購入できる『ビジュン』、1階には2NE1やBOAなどが経営する人気のベーカリーカフェ『OUR Bakery』も。
出国ゲートにも複数店舗、お土産ショップが入店しています。とにかく充実しているので、ゆっくりお土産探しをしたい方は早めに手荷物検査を済ませてくださいね。
金浦空港
金浦空港にはお土産ショップがそれほど多くはありませんが、出国ゲートには新世界とロッテの免税店があります。
韓国のインスタント食品や日用品、雑貨などを買いたい方は、ぜひ空港の近くにあるロッテモールを利用してみてください。
どちらにも英語または日本語表記があるので安心
仁川空港も金浦空港も多くの旅行客が訪れる空港なので、案内板や地図、レストランのメニューには英語または日本語表記があります。案内カウンターには日本語ができるスタッフの方もいらっしゃるので、韓国語がわからなくても安心です。
またタックスリファンドはどちらの空港も、税関リファウンドカウンターまたはKIOSK機で行います。機械は日本語選択ができるのでお買い物をした方はこちらで手続きをしましょう。
仁川空港と金浦空港、韓国旅のプランに合わせて選ぼう
仁川空港と金浦空港はどちらも充実した空港ですが、アクセスやレストランの数などが違います。「到着してからはすぐにソウルへ出たいけれど、帰国前はゆっくり免税店やお土産ショップを楽しみたい」という方は、行き帰りで異なる空港を選ぶのもひとつです。
レストランやお土産探しなど空港内を満喫したいなら仁川空港、ソウル市内へのアクセスの良さを重視するなら金浦空港など、ぜひご自身の旅に合った空港を選んでみてください。