旅行に行くその前に!釜山に行くなら知っておきたいこと5選

韓国の首都ソウルに次ぐ第2の都市「釜山」。その文化やソウルに比べて言葉のアクセントが強く、早口であることからも、「ソウルが東京なら釜山は大阪」とよく例えられます。

福岡から釜山まではフェリーで約3時間40分、東京からは飛行機で約2時間24分でアクセスできるため、日本人に大人気の観光スポットです。

今日はそんな釜山へ行くなら知っておきたいことを5つ紹介します。

目次

①釜山へのアクセス方法

日本から釜山への主なアクセス方法は以下のとおりです。

  • 関西国際空港から釜山まで…約1時間30分(飛行機)
  • 成田国際空港から釜山まで…約2時間30分(飛行機)
  • 福岡港から釜山港まで…約3時間(フェリー)

また、ソウル旅行の後に釜山へ行く場合は、KTX(高速鉄道)、飛行機、高速バスの3つが主な移動手段になります。

ソウルと釜山は約325㎞とかなり距離があるため、一番早く移動できるのは飛行機か高速鉄道(KTX)です。飛行機の場合、ソウルの金浦空港から約1時間。KTXの場合、ソウル駅から約2時間15分~3時間で移動できます。ソウルからの日帰り旅行も可能です。

②人気の観光スポット

釜山にはたくさんの観光スポットがありますが、その中でも特に初めて釜山を訪れる方におすすめしたい場所を4つ厳選しました。

1.海東竜宮寺(へドンヨングンサ)

海東竜宮寺は韓国ではめずらしい海辺に建つ仏教寺院。パワースポットとしても有名で、急な坂や階段を乗り越えた先に見える景色は息を呑むほど美しいです。

「訪れたらひとつは願い事が叶う」と言われており、国内外問わず、毎日多くの人が訪れています。釜山ロッテワールドからも近いのでセットで訪れるのも◎

2.海雲台(ヘウンデ)

海雲台は、約1.5㎞にわたって白浜が続く韓国で最も有名な高級リゾート地です。近くには豪華なホテルやおしゃれなレストランやバーが立ち並び、夏にはパラソルの花がビーチを埋めつくします。

ビーチの西側には徒歩圏内に「冬柏(トンベッ)公園」、東側には「エルシティ展望台」「海雲台ブルーパークライン」「遊覧船」などの人気スポットがたくさんあります。

2020年にオープンしたばかりの「海雲台ブルーパークライン」は、海雲台の先にある廃線を利用した新しい観光スポット。SNS映えするかわいらしい列車に乗りながら釜山の海を一望できます。

3.釜山ロッテワールド

2023年3月にオープンした釜山ロッテワールド。6つのエリアに約15種類のアトラクションがあり、子どもから大人まで楽しめる大型テーマパークです。

筆者は平日の開園時間ぴったりに到着。スムーズに入園できたうえに待ち時間もほとんどない状態でした!ソウルのロッテワールドは都心部にあり、いつ行っても人が多いので、これは嬉しいポイントです。

近くには海東竜宮寺やアウトレットもあるので、観光やショッピングとあわせて楽しめます。

4.松島海上ケーブルカー

海を横切りながら、絶景を眺められるケーブルカー。海水浴場東にある松林(ソンニム)公園から海水浴場西の岩南(アムナム)公園までの区間を往復しています。

ケーブルカーの床が透明なクリスタルキャビンに乗れば、足元いっぱいに海が……!

駅に到着してからもフォトスポットや遊歩道があったり、少し歩くとおしゃれなカフェがあったりするので半日は楽しめます。ぜひお天気が良い日に訪れてみてください。

③絶対に食べておきたい釜山グルメ

釜山旅行の楽しみのひとつが「食」。ここでは絶対に食べておきたい釜山名物を4つご紹介します。

1.ナッコプセ

「ナッコプセ」はナクチ(手長ダコ)、コプチャン(ホルモン)、セウ(エビ)の頭文字をとったもので、唐辛子やニンニクが入ったタレで煮込んだ料理。港町の釜山には海の幸をふんだんに使ったグルメがあふれており、ナッコプセもそのなかのひとつです。

なかにははるさめやネギなども入っており、そのままでも、ごはんと一緒に食べても最高です!辛い料理がお好きな方はぜひ。

筆者おすすめのお店は、孤独のグルメにも登場した『오륙도낙지볶음(オリュットナッチポックム)』。

2.カンジャンケジャン

醤油のたれに生のワタリガニを漬け込んだ韓国の伝統料理。生臭さが少ないワタリガニと、ほんのり甘い醤油のたれが見事にマッチ!辛いものが苦手な方でも楽しめるグルメです。

まずはそのままカニだけで。次に、とびっこやたまご、韓国海苔、ごまがのったご飯を頼んで、タレをかけて、カニと一緒にどうぞ。

筆者おすすめのお店はコスパ最強の『골목게장 부산역본점(コルモクケジャン 釜山直営店)』。

3.テジクッパ

海鮮“だけじゃない”のがグルメ大国釜山。テジクッパは豚骨スープに豚肉とごはんが入っている釜山の名物メニューです。一緒に付いてくるキムチやあみえびの塩辛などで自分好みの味に変化できるのも楽しい!熱々のクッパで体の芯から温まり、いつも食べ終わったころには汗ばむほどになります。

筆者おすすめのお店は、地元民からも長年愛され続ける『포항돼지국밥(ポハンテジクッパッ)』。

4.ミルミョン

「釜山の夏の味」と言えばミルミョン。日本でよく食べられる韓国冷麺に似ていますが、主な原料は小麦粉で、唐辛子やニンニク、果物などが入った特製のタレと混ぜていただきます。冷たいスープにのど越しの良い麺が暑い季節にぴったり。

タレの味が独特で、ビビン麺とはまったく違った味わいが楽しめます。クセが好きな方におすすめです。

筆者おすすめのお店は、ローカルすぎる雰囲気が魅力的な、55年続くミルミョンの元祖店『내호냉면(ネホネンミョン)』。

④両替事情

釜山の飲食店やショップでは、基本的にクレジットカードが使えます。ただし、市場や個人店では現金のみの場所もあるため、いくらか両替しておくのがおすすめです。

できれば現地についてから、レートを重視するのであれば空港ではなく、「両替営業者登録証」が掲げられているところで両替しましょう。その際には必ずパスポートを持参してくださいね!

⑤インターネット事情

韓国のプラグはSEとCタイプが主流です。日本のAタイプはそのまま差し込めないため、変換プラグを持参しましょう。電圧は220Vが基本なので、日本の電化製品を持っていく場合は220/240Vにも対応しているか確認が必要です。

ネット環境については日本よりフリーWi-Fiが充実しています。しかし、海外のスマホでは接続できない場合も多いので、レンタルWi-FiやフリーSIMの準備が必須です。

ちなみに、韓国ではGoogleマップがあまり使えないので、「Naver Map」をダウンロードしていくことをおすすめします!

まとめ

釜山ロッテワールドや松島海上ケーブルカーなど、新しい観光スポットが続々と登場している釜山。東京と大阪では文化が異なるように、同じ韓国でもソウルと釜山ではまた違った雰囲気を味わえるでしょう。おいしい海鮮もふんだんに食べられるので、ぜひ楽しんでください!

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